11月20日(金)に公開する仲野太賀主演映画「泣く子はいねぇが」の予告映像が解禁された。
同作は、佐藤快磨が監督・脚本・編集を務めた完全オリジナル作品。
秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、父親としての責任、人としての道徳というテーマを見いだし、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描く。
今回解禁となった予告映像では、たすく役を演じる仲野の魂の叫びが爆発している様子が描かれている。
また、予告映像でも流れている主題歌は、数々の著名アーティストからも絶賛される音楽界の新進気鋭、折坂悠太が手掛ける。
秋田県・男鹿半島で暮らす、たすく(仲野)は、娘が生まれ喜びの中にいた。一方、妻・ことね(吉岡里帆)は、子供じみていて父になる覚悟が見えないたすくにいら立っていた。
大みそかの夜、たすくはことねに「酒を飲まずに早く帰る」と約束を交わし、地元の伝統行事「ナマハゲ」に例年通り参加する。しかし、酒を断ることができずに泥酔したたすくは、ため込んだ鬱憤を晴らすように「ナマハゲ」の面をつけたまま全裸で男鹿の街へ走り出す。
そして、その姿がテレビで全国放送されてしまうのだった。ことねには愛想を尽かされ、地元にも到底いられず、たすくは逃げるように上京したものの、そこにも居場所は見つからず、くすぶった生活を送っていた。
そんな矢先、親友の志波(寛一郎)からことねの近況を聞く。ことねと娘への強い思いを再認識したたすくは、ようやく自らの愚行と向き合い、地元に戻る決意をする。
だが、現実はそう容易いものではなかった。果たしてたすくは、自分の“生きる道”“居場所”を見つけることができるのか。
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