<科捜研の女>大久保佳代子、沢口靖子との共演に「私の中で『実在しないのでは?』と思っていた、『本当にいたんだ』と感動しました」

2020/10/08 06:00 配信

ドラマ

大久保佳代子は「(専門用語を)夢に出るほど繰り返し練習しました」と明かす(C)テレビ朝日


大久保佳代子のコメント


――「科捜研の女」のオファーを受けたときの率直な気持ちを教えてください。

長く続いている大人気ドラマなので、たくさんの視聴者の方が期待しているはずと、かなりのプレッシャーを感じました。でも、家族がめちゃくちゃ喜んでくれたのでうれしかったです。

――10年前の殺人を自白する元・高校非常勤講師という衝撃の役柄でしたが、撮影前に準備されたことは?

ドラマという畑違いの現場にお邪魔するので、皆さんに迷惑を掛けないこと、それには、しっかりせりふを覚えていくということをまず入念にやりました。

――演じる上で大切にされたことは?

共演者の皆さん、監督をはじめとするスタッフの皆さんを信頼し、臆せずに雰囲気に乗っかれたら良いなと思って挑みました。

――撮影現場で大変だったことは?

専門用語の羅列が多く、覚えにくいし、かつ話しづらいので苦労しました。“重過失致死”と“業務上過失致死”は、夢に出るほど繰り返し練習しました。

――「人生で一度もスポットライトを浴びたことがない」と嘆く瑠璃の気持ちは、大久保さんの目にはどのように映りましたか?

分からなくはないです。私も女性として人間として、人生の中で、一度は注目されたいと思うし、なんらかの主人公になりたいなと思っています。たまたまラッキーなことに芸能界という注目を浴びやすい世界にいますが、毎日変わり映えしない先の見えない生活を送っていたら、星奈瑠璃のような行動をとることもあり得なくないと思いました。

――沢口靖子さんとは初共演ですが、印象を教えてください!

私の中で「実在しないのでは?」と思っていた人の一人なので、「本当にいたんだ」と、まず感動しました。優しく声を掛けていただきうれしかったです。“榊マリコ”と対決ではマリコさんの凛とした強さに負けないよう、はったりでもいいから気迫を込めて、対等に向かい合えるよう頑張りました。

――内藤剛志さんとは、以前「警視庁・捜査一課長」でも共演されましたが、今回、“土門刑事”から取り調べを受けていかがでしたか?

2回目ということもあり、勝手に安心感を抱き、取り調べのシーンも土門刑事の気迫を感じながらも緊張しすぎずやれました。撮影の合間も役作りの話などしてもらい、助けていただきました。

――視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。

私の演じる星奈瑠璃は、むちゃくちゃなようだけど、なんか共感できなくもない女性だと思います。いつもの醍醐味(だいごみ)であるトリックを楽しむとともに、星奈瑠璃の生き方に何か感じてもらえたらうれしいです。

関連番組