――ドラマ出演が決まっていかがでしたか?
僕は、今作のお話をいただくまでスクールポリスという制度を知らなかったんですが、撮影を重ねていくうちに非常に興味深いテーマだと感じて、自分も学びながら演じさせていただきました。自身のせりふでもあるんですが、無いに越したことはないけれどもスクールポリス制度はあってもいいんじゃないかという時代になってきている気がします。すぐそこの未来を予言しているような、新しいタイプのドラマになっていると思いますね。
――真木よう子さんの印象は?
よう子ちゃんは、みんなが割とほっこりするようなNGを出します(笑)。なんか、計算なのか分からない、「私でした!?」みたいな。そういうところで、緊迫したシーンでもスタッフの方々も和むから、彼女の人柄なんだなーと思います。あと、真面目です。監督の要求するものに瞬時に判断して、演出に応えていくことができる方で、もちろん自分で用意してきたものもあるでしょうが、非常に落ち着かれているなーと感心しましたね。僕なんかは、「いらないんじゃないですか?ここなんかは?」なんて適当なこと言ったりしちゃうんですが…(笑)。
だからこそ、真木さんのように役に真摯(しんし)に向き合う方がいて、僕としては心強かったです。
――ドラマの見どころは?
ここまでアクションで体のぶつかり合いがあると思っていなかったので、爽快感があると思いますし、今この時代に見ていただいて、明日も頑張ろうと思っていただけたらいいなと思います。警察のエンターテインメント作品としても見ていただけますが、悩んでいる子供たちの救いになる様な作品になっていればいいなとも思います。そのような言葉やシーンがたくさんありますからね。
エンターテインメント作品である一方、「頑張らなくていいんだ」とか、背中を押してあげられるドラマになってくれたらいいなと思います。
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