――「科捜研の女」にハマったきっかけを教えてください。
ハマったのは小学生のときです。学校から帰るとちょうど再放送をやっていて、お留守番中に見ていたら面白さに夢中になりました。とにかく、科学捜査で1つ1つ証拠を見つけていく過程が大好き!
私は数学など、答えが定まっているものが好きなので、確固たる科学的証拠が見つかるところにスカッとするんです。指紋や音声の鑑定でピタッと結果が合致する瞬間は、音楽の効果も相まってゾクゾクしちゃいます(笑)。
――今回のオファーを受けたときの率直な気持ちを教えてください。
事務所のスタッフの方々から、サプライズで教えてもらったんです。全く違う動画の撮影をしていたとき、くじ引きするシーンがあったのですが、引いたくじを開いたら“里吉うたの、「科捜研の女」出演決定!”と書いてあって、一瞬頭が真っ白になりました。
腰が抜けちゃったので、カメラ的にはあまりよろしくないリアクションになってしまったのですが(笑)、こんなに早く夢がかなうとは1ミリも思っていなかったので、「科捜研の女」が大好きって発信してきてよかったなと思いました。
私があまりにビックリした顔で楽屋に戻ってきたので、メンバーの平井美葉ちゃんが「もしかして『科捜研』…?」っていち早く気づいてくれて、自分のことのように喜んでくれました。母も大ファンなので、報告したら「うわぁぁぁっ!」って、いつもの50倍ぐらい大きな声を上げていました(笑)。
――撮影はいかがでしたか?
夢がかなってうれしい気持ちももちろんあったのですが、ドラマ撮影自体が初めてだったので、やっぱり1つ1つ勉強させていただこうという気持ちで臨みました。山の中でのロケで、緊張感あるシーンも多かったので集中してやらないと…とも思いました。
――被害者の女子高生・範子役を演じる上で気をつけたところは?
私たちはストーリーを演じながらパフォーマンスをするグループ。歌いながら分かりやすい表情や仕草でパフォーマンスをしているのですが、今回は高校生役ということもあり、自分の高校時代を思い出しつつナチュラルな感じでオーバーにならないように演じました。
でも、ナチュラルだけでは伝わらないこともあるので、バランスが難しいなと思いました。
――共演シーンはなかったようですが、沢口靖子さんにもお会いしたとか?
はい!! すごーーく感激したのですが、それをうまく出すことができずに固まってしまいました…。人間って喜びが度を超えると固まってしまうんだってことが、初めて分かりました。
そんな私にも優しく接してくださって、すごくうれしかったです。科捜研のラボのセットも見せていただいたのですが、亜美ちゃんの寝袋や呂太くんのお菓子があったり、本物の機材があったりしてすごくワクワクしました。
――もしも1つだけ鑑定を体験できる…ということになったら何をやってみたい?
うーん…私が好きな鑑定は(※歩く姿で個人を認証するシステム)と成傷器鑑定(※遺体の損傷から凶器を特定する鑑定)なんですけど…選ぶの難しいですね…(笑)。でも、歩容認証で自分が歩く姿を見てみたいです!
私は小さいころからダンスをずっとやってきたのですが、動画を撮って自分の踊りのクセを見つけて直していくので、歩くときの自分のクセを科学的な観点から見つけるのも面白そうだなと思います。
――主人公・マリコの好きなところは?
真実に向かって一直線で、鑑定のこととなると周囲を振りまわしてしまうところが好き。風丘先生(若村麻由美)がマリコさんに振りまわされるシーンには「あぁ、『科捜研』だな~」ってニンマリしちゃいます(笑)。あとは、捜査のために着ぐるみ姿になったり、お茶目でかわいらしいところも大好きです。
――他に好きなキャラクターはいますか?
皆さん大好きなのですが、(橋口)呂太くんと(涌田)亜美ちゃんの、ワンちゃんとネコちゃんみたいな関係性に癒やされます。クスっとなるポイントだなと思って毎週、お2人の絡みを楽しみにしています。
もし、ちょっとでも科捜研のメンバーになれるとしたら、亜美ちゃんの下について“Ami special(※亜美が自作した解析プログラム)”についてたくさん教えてもらいたいです!
――視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします!
大好きな作品で一生懸命演じたので、見てくださったらうれしいです。私自身も第1話を見るのが楽しみですし、今回の経験をグループのパフォーマンスにも生かしていきたいです!
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