小川紗良「“変わらずに、でも変わり続けている”ハロプロが好き」<「BOOKSTAND.TV」インタビュー>

2020/11/05 12:00 配信

バラエティー インタビュー

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女優、映像作家、執筆――根底にある“物作り”への思い


――女優、映像作家、執筆と多方面で活躍中の小川さん。兼業しているからこそ良かったこと、悪かったことはありますか?

メリットとしては、現場で脚本を見た時に、脚本家の意図だとかこのシーンがどういう風に作用しているのかとかが読み取りやすくなった部分はあります。でも逆に、いろんなスタッフさんの動きとか気遣いみたいなものが見えすぎて、逆に邪魔になることもあって。できるだけ切り替えはしっかりしたいなっていうのはありますね。

――自分の中で、“監督モード”“女優モード”を切り替える「スイッチ」のようなものはありますか?

それがまだ自分の中に見つかっていなくて…。マルチタスクが可能な人みたいに思われがちなんですけど、実際はすごく不器用なんです。だからできるだけ並行して仕事を入れないようにはしています。

ただ、今度公開になる「ビューティフルドリーマー」に関しては例外で、自分の監督作「海辺の金魚」の脚本執筆期間と同時期に撮影していたんです。ちょうど“映画作りをしている”っていう役だったので(笑)、問題ありませんでした。

昼間は現場に行って女優として「ビューティフルドリーマー」の撮影をして、夜帰ったら監督として脚本を書く、という生活をしていたのですが、映画作りの日々がそのまま役作りになっていて。監督としての生活のおかげで映画に向かう気持ちをうまく保てたのかなって思います。

――女優、映像作家、執筆以外にやってみたいことはありますか?

小さい頃から「物作りが好き」っていう気持ちをずっと持っていて、絵本を作ったり、劇を作ったり、とにかくいつも何かを作っていたんです。それがたまたま今は3つに向いているだけなので、これからもその時に作りたいと思った物を作っていけたらいいなって思います。