後藤拓斗&内藤光佑、映画「ロックンロール・ストリップ」で“嫌なヤツ”を熱演「現場でジャルジャル後藤さんをどうムカつかせるか常に考えてました(笑)」

2020/10/17 09:00 配信

映画

後藤拓斗&内藤光佑 映画「ロックンロール・ストリップ」より(C)木下半太・小学館/タッチアップエンターテインメント


――事務所の先輩後輩という事で、劇中でも同じシーンに登場することが多いですが、二人で「こんなふうにしよう」とか相談をしましたか?

後藤:しました。二人でファミレスに行って「ここ、どういうふうにしようか」「こんな感じにしよう」ってプチ会議を。

内藤:他の出演者がすごい方ばかりですし、生半可な準備じゃダメだなって。そこで同じ事務所の先輩(後藤)に。僕は「ベースボールファイターズ」(2017年)という舞台が初仕事だったんですけど、その舞台でも共演させてもらっているんです。

後藤:あ、そうだよね。

内藤:「バミリって何?」「上手(かみて)・下手(しもて)って何?」っていうところから始まったので、本当、頼りになります。

後藤:いやいや、何もしてないって(笑)。でも、自分も今回相談できる相手がいてよかったです。

――撮影中、木下監督から演技に対するリクエストやアドバイスはありましたか?

内藤:ラストシーン以外は特に具体的なディレクションはなくて、結構僕らに任せてくれました。

後藤:最初は「これで良かったのかな?」って心配になりましたけど(笑)。半太さんは現場でも面白いと思ったものはどんどん取り入れていく方でした。僕が本番直前にたまたまリップクリームを塗っていたら、「それいいよ! 本番でもやろう」って。

内藤:僕らがストリップ劇場の前で勇太を待ち構えているシーンでもそういうのがありました。通行人をもともと用意していたんですけど、たまたま近所のおばちゃんが歩いていて、その人がすごく個性的だったんです。それで「あの人、呼んできて!」って出演交渉して出てもらったんです。そういう対応がすぐにできるところもすごいなと思いましたね。

――主人公・勇太を演じたジャルジャル後藤さんは共演してみてどんな印象でしたか?

内藤:僕、ジャルジャルさんの大ファンなんです。お会いしたら「あのネタが好きです」とか、いろいろ言おうと思っていたんですけど、役のせいもあってあまり話せず。

後藤:初めての共演シーンが、ストリップ劇場の前で勇太を待ち構えるシーンだったんです。最初に「よろしくお願いします」って挨拶はしたんですけど、その後すぐに撮影に入って、さっき言っていたようなイラつかせる場面だったので、本当にイラつかせてしまったんじゃないかって心配になりました。

内藤:僕も、嫌われたら嫌だなって。

後藤:終わってすぐに「初対面なのにすみませんでした」って言いに行ったら「全然大丈夫です」って言ってもらえたのでホッとしました(笑)。

――Instagramに3ショットの写真もアップされてましたね。

後藤:僕はすごい人見知りで、自分からグイっていけないので、もうちょっと話したかったなって思いながら、頑張って一緒に写真を撮ってもらいました。

内藤:僕らがクランクアップする時だったんですけど、後藤さんとかはまだ撮影が続いていてバタバタした中で撮ってもらった感じです。