<エール>窪田正孝“裕一”の笑顔に視聴者「よかった…!」“連続テレビ小説”の起源には驚きも

2020/10/21 17:30 配信

ドラマ

「エール」第93回場面写真 (C)NHK


昭和を代表する作曲家・古関裕而氏を題材に、音楽を愛する主人公・古山裕一(窪田正孝)・音(二階堂ふみ)夫妻の人生を描く連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。10月21日放送の第93回では、終戦後作曲がまったくできなくなっていた裕一の人生に再び音楽が響き始めた。長く、つらい戦争を経て、ついに一歩前に踏み出した裕一に、視聴者からも「よかった…!」「今朝は嬉しい涙」の声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)

「裕一さんに笑顔が戻った!」


太平洋戦争は終結し、第19週(10月19日[月]~10月23日[金])「鐘よ響け」から、物語は戦後へ。終戦後、曲を書かなくなっていた裕一が、劇作家・池田二郎(北村有起哉)と出会い、新しい曲を完成させる過程が描かれていく。

池田が持ってきた企画、連続放送劇(ラジオドラマ)「鐘の鳴る丘」は、復員した青年が戦争孤児の居場所を作るため奮闘する物語。裕一は、作品のテーマを自分の中に落とし込むため、路上生活を送る孤児たちに会いに行くことに。そこには、戦争が終わっても続いている残酷な現実があった。

そして作曲に取り掛かった裕一。だが譜面を前にすると様々な悪夢が脳裏によみがえり、曲作りに向かえない。音は、そんな裕一を「もう自分を許してあげて!」と叱咤し、抱きしめた。

「エール」第93回場面写真 (C)NHK


翌朝、裕一が書き上げた「鐘の鳴る丘」主題歌の「とんがり帽子」は、明るく、可愛らしく、やさしさと希望に満ちた作品だった。裕一が楽しそうにオルガンで伴奏し、ほがらかな児童合唱団の歌声が響く。戦中、終戦直後の過酷な描写が続いた「エール」に、久しぶりに主人公の笑顔が戻ってきた。

裕一の人生に光が差したようなこのエピソードに、視聴者からも「裕一さんに笑顔が戻った!」「今朝は嬉しい涙」「鐘が鳴りますキンコンカンっていうフレーズにこんなに涙が出るなんて」など、感動の声が上がった。

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