昭和22年7月、「鐘の鳴る丘」の放送が始まると、作品は大ヒット。裕一が手掛けた主題歌「とんがり帽子」も人気を博した。終戦から2年が経とうとしていた。
ナレーションでは「当初は土日2回放送でしたが、もっと放送してほしいとリクエストが殺到。半年後には、毎週月曜から金曜まで、毎週5回の録音放送となり、今に続く『連続テレビ小説』のもととなりました」と、“朝ドラ”の起源になったことも解説された。
これには、視聴者からも「連続テレビ小説の中で連続テレビ小説の成り立ちを解説してる!」「ここで朝ドラを回収…!!」「裕一さん、朝ドラの誕生のきっかけまで作ってたなんてどんだけ功績残してるんだ」といった驚きの声が上がっている。
10月22日は第94回を放送する。
ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の音楽を無事書き上げた裕一に、池田は映画「長崎の鐘」の主題歌を作らないかと声をかける。原爆の現実を克明に描いたこの作品と向き合うことで以前のような恐怖がぶり返さないか、音は裕一のことを心配するが、裕一は一歩前に進むために自ら進んでこの依頼を受ける。裕一は原作者の永田医師(吉岡秀隆)に会うために、長崎に向かう。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)