――最後に見どころを含めた、メッセージをいただけますか?
蒔田「このドラマは、見た後に大切な友達や家族に感謝を伝えたくなる作品だと思います。大切な人だからこそ言葉で伝えることが大事なんだなと感じていただけると思います」
桜田「咲はまったく言葉を話さないので、撮影中も喋りたくなったし、伝えたいという気持ちが強く湧きました。でも、言葉って、伝え方一つで捉えられ方が変わるし、目を見て話すだけでも違う。伝え方次第でこんなに言葉って変わるんだなと思ったので、この作品を通して、言葉の大事さを改めて感じていただけたらと思います」
箭内「この作品はキャラクター一人一人が本当に素敵なんです。歩美はすごく真面目で頭も良くて、私と真逆なのですが(笑)、唯一似ているなと感じたのは人の気持ちを察するところ。だから、演じる時はどうしたら彼女の言葉が伝わるかを考えながら話したので、彼女の言葉がご覧になる方の心に響いたらうれしいです」
宮世「実は現在進行形で悩んでいる香里だけでなく、みんなにも悩んでいた過去があって、野球部の武史にもいろいろあったんです。それが45分にギッシリ詰まっていて、見終えた時に泣いてしまいました。主演のお二方(蒔田と桜田)のお芝居もすごくて、とても感動的なので、ぜひお楽しみに!」
取材・文=及川静
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