西加奈子のベストセラーが原作の映画「さくら」が、11月13日(金)より公開。その完成を記念し、開かれた「さくら咲け!完成記念トークイベント」に、劇中できょうだいを演じた北村匠海と小松菜奈、そして矢崎仁司監督と愛犬サクラを演じた犬のちえが登場した。
累計55万部を突破する直木賞作家・西の同名小説を原作に、主人公で平凡な次男・薫(北村)、破天荒な妹・美貴(小松)、ハンサムで人気者の長男・一(吉沢亮)、そして父と母の長谷川家5人と1匹の愛犬・さくらが織りなす家族の物語が描かれている同映画。
イベントでは撮影時のエピソードで大盛り上がり。最初、北村は共演陣を知らされた時に「きょうだいみんな、目が死んでるなと思った(笑)」とぶっこみ、 「三白眼の代表格の3人ですよね。(過去に)僕は『目が死んでる』という理由で20テークやったことがありますから」と話すと、小松も「三白眼がそろったな…と」と笑いつつ「メンバーを聞いて、純粋にうれしく『おぉっ!』と思いました。未知の家族だけど、すてきな家族になりそうだな、どんなパワーがある家族になるのかな? と思いました」と当時の心境を明かした。
そして撮影が進むにつれ、「きょうだい3人みんな、意外とくだらないことが大好きなんです。特に小松さんがダジャレを言ったりして」と小松の意外な一面を知ったと話し、現場では「小さなことでも笑える3人で、(劇中と)境界線を作ることができて、自然な流れで居心地のいい空気を作ることができた」と振り返った。
北村から意外な一面を暴露された小松は、ダジャレについて「家族の食卓のシーンで、アドリブで、お父さんにご飯を取ってもらったときに『ありが豆腐』と言ったら、(本編で)使われていて…」と明かした他、北村は“長男”を演じた吉沢とのやりとりとして「2人で、“どうでもいいことをいい声で言う選手権”をやっていました。『靴ひもがほどけたら、結べばいいさ』とか(笑)。不思議なコミュニケーションで楽しかったです!」と和気あいあいとした現場の様子を伝えた。
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