同作で「正月に餃子を食べる」という“家族のルール”を持つ長谷川家。
北村と小松に“家族のルール”があるかと尋ねると、北村は「自由」と答え、続けて「考えたんですけど、しきたりやルールは何もなかった。とっても自由に育ててもらいました。本当に『好きに生きなよ』という親で、いま自分がやっていることも応援してくれるし、もしそうじゃない道を選んでも『好きにすれば』と言ってくれると思います」と感謝しながらも、「でも、(長谷川家のような)ルールが欲しかったなとも思います(笑)」と吐露する場面も。
一方、小松は「魚をキレイに食べるテスト」と回答。「時々、サンマとかがまるまる1匹、骨付きで出されて、誰が一番きれいに食べられるかというのをやるんです。『きれいに魚を食べられるとカッコいいぞ。モテるぞ』とよく言われてました」と小松家独特のルールを明かした。
そして最後に、作品について小松は「クスっと笑えたり、行き過ぎた愛が残酷な時もあったり、突き刺さるメッセージ性がある作品だと思います。ぜひ映画館で見届けていただけたら」とアピール。
北村もいまの時期「家族のことを考える時間が多かった」と話し、「一つの家族が当たり前の日々を幸せに感じながら生きて、あるきっかけで崩れ、1匹の犬に救われながらまた再生していく物語です。いろんな感情にさせてくれる映画だなと思いますし、優しいだけでなく、とげとげしい思い、憎しみや怒りもひっくるめてこの家族を愛しく思っていただけたらと思います。いま一度、自分の家族を考えさせてくれると思います」と熱く語り、舞台あいさつを締めくくった。
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