三雲華(深田恭子)は桜庭和馬(瀬戸康史)との間にできた子供を無事に出産。初孫の誕生に和馬の両親・典和(信太昌之)と美佐子(マルシア)、そして祖父の和一(藤岡弘、)も華との生活を認めることになる。ただし、まだ和馬は“Lの一族”に関わった者として公安警察にマークされているため、表向きは独身として土日だけ華ら家族と生活することが条件となった。そのため子供は“Lの一族”の姓で「三雲杏」と命名される。
時は流れ、典和ら桜庭家だけでなく、尊(渡部篤郎)や悦子(小沢真珠)ら三雲家の愛を一身に浴びて育った杏(小畑乃々)は小学生になった。華はLの一族を親の代で終わらせようとしていたため、尊らが杏に三雲家の家業が泥棒と教えはしないかと冷や冷やし続けている。Lの一族の助けもあり警察内で手柄を上げ続けていた和馬は警部に昇進。そんな時、課に新人刑事としてキャリア警察官が配属されてくる。
名探偵の娘・北条美雲(橋本環奈)は社会人となっても極貧生活を強いられていたが、Lの一族の正体を突き止めるための最短ルートを考え出し、実行に移していく。一方、和馬は寸借詐欺師・御子柴保(コウメ太夫)逮捕に向けた証拠固めの捜査に着手する。和馬は新人刑事と共に、御子柴の部屋がうかがえるマンションに張り込みを開始。和馬が望遠鏡で見張っていると、なんと御子柴の部屋に泥棒スーツの尊らが忍び込んで来るのだった。
公開された予告動画では、第1話で中学生、第2話で高校生だった美雲が大人になり、「あの人のことを思い出すと、なんや、胸がチクチクすんの…」と恋の予感。そのせりふとともに、第2話で美雲を助けた“救世主”和馬が、壁を背にする美雲を何かから守るように覆いかぶさり、“壁ドン”の形で接近する様子が映し出されている。
また、誕生した孫・杏の育て方を巡り、泥棒一家である華の両親と、警察一家である和馬の両親が対立。華が、家業が泥棒であることを秘密にして育てると誓う中、尊は典和らの前で「Lの一族の跡取りとして育てていく」と宣言する。しかし、少し大きくなった杏が警察官の格好をしたり、パトカーのおもちゃで遊んだりするシーンもあり、両家による水面下での戦いが続いていくようだ。
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