10月23日放送の「ぴったんこカン・カンスペシャル」(TBS系)に、金曜ドラマ「恋する母たち」(同局)に出演する木村佳乃、吉田羊、仲里依紗が、原作者である柴門ふみの自宅を訪問。夫・弘兼憲史との馴れ初めを明かす一幕があった。
まずは木村と安住紳一郎が柴門の自宅を訪問。木村は「わたくし25年以上この世界にいますが、初めてのお宅訪問。靴下に穴があいてないか心配です」と不安を口にすると、安住は「ちゃんと褒める、感想を言う。前半乗せて、乗せて、乗せて、落とすんですね」とお宅訪問のコツを伝授。
『あすなろ白書』などの人気マンガを手掛けた柴門。夫は『島 耕作』シリーズの作者、弘兼憲史。夫婦での累計発行部数は9000万部以上にものぼるという。今回は2人が10年前に建てたという豪邸をテレビ初公開した。広さ約25畳、天井高5mという解放感あふれるリビングには、大谷石を使った壁、オーダーで作った赤い革製のソファ。また、壁にはアンディ・ウォーホルが描いたミック・ジャガーの絵が飾られており、作者と本人のダブルサイン入りという貴重なお宝を紹介した。
今年結婚40年を迎えたという弘兼・柴門夫妻。学生時代に、まだ駆け出しの漫画家だった弘兼のもとでアシスタントをしていたのが出会い。1980年に結婚した。
途中から吉田羊、仲里依紗が合流し、柴門おすすめのイタリアンレストランのオーナーとシェフによる料理を堪能しつつトークを楽しんだ。今回のキャストについて、柴門は「今回全員もう役にぴったりでビックリしちゃいました」とコメント。「よかったね」と吉田をはじめ3人は安堵した表情を浮かべていた。
吉田からアシスタントからどうやって恋仲になったのかを聞かれると、「この人と結婚したいなって思ったエピソードが一つあるんですけど…」と、電車で移動中に起きたことを明かした。
終電でオールナイトの映画を観にいこうとしたときのこと。「酔っ払いが私に近づいてきて『ねえちゃん俺と握手しよう』と酔っ払いが近づいてきたんですよ。夫が隣に座ってたんですよ、どうしたと思います?」と質問すると、木村が「パッと出て自分が握手した!」と回答。「『おじさん、僕と握手しましょう』って言って池袋までずっと手を握ってた、成増(駅)から。この人なら一生守ってくれるかなと」とエピソードを明かした。
また、弘兼が結婚しようと思ったきっかけについても明かし、草野球をしていて火傷をしたことがあり、柴門が甲斐甲斐しくサポートしたことで結婚へと発展したという。それに対して吉田は「もう運命じゃないですか」と感動した様子でコメントした。
最後に。柴門からおみやげとして、演じるキャラクターを描いた色紙が渡され、安住には似顔絵がプレゼントされた。視聴者からは「お二人の馴れ初めが聞けたのは貴重」「こんな豪邸にいつか住んでみたい、憧れる」などの声が多数寄せられた。
「ぴったんこカン・カン」次回は10月30日(金)、夜7時から2時間スペシャルを放送。
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