全編スマートフォンの画面のみで描く戦国SF時代劇「光秀のスマホ」(夜11:40-11:45、NHK総合)の第4話~最終話までが、10月26日(月)~10月28月(水)に放送される。同ドラマに出演する明智光秀役の山田孝之と羽柴秀吉役の和田正人がコメントを寄せた。
武将たちが群雄割拠し、天下統一に向けて覇権を争った戦国時代。もしも彼ら武将たちがスマホを持っていたら、合戦の勝敗をニュース速報で受け取り、ライバル武将とフォロワー数争いを繰り広げたりするかもしれない。
そんな“もしも”の世界を描く本作の主人公は、大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の主人公でもある明智光秀。大河ドラマでは、乱れた世を憂う勇猛果敢な戦国武将であるが、本作の光秀は、“エゴサ”をして評判の悪さに落ち込んだり、フォロワーの伸びを気にしたり、裏アカで愚痴をこぼしたりする。
1~3話では、あるツイートをきっかけに信長(声=島崎信長)に仕官するようになった光秀が、家臣団初の城主に出世するものの、信長からのパワハラ鬼電に苦しめられ、ライバル秀吉とのフォロワー数争いに敗れてしまうまでが描かれた。
第4話からは、「熾烈さを増す信長からの要求に答えられるのか?」「秀吉とのフォロワー争いの行方は?」「本能寺の変はどうなる?」といった点が描かれる。
ドラマの大きな特徴は、全編通じて“スマホ画面と背景しか映らない”という点。スマホ画面に一喜一憂する光秀の心情を、フリック入力するときの指の動きや、ふと漏れる溜息などの声で表現した山田は、「悪友・竹村武司先生からのお誘いで面白そうな話がきた。尺は短いしとか、顔も映らないしとか、台詞が少ないしとか、そんなことは全く関係なく、忙しいドラマ撮影の最中とはいえ、ぜひ参加したいと思いました。撮影方法も特殊で、思ったより仕事量が多いとか、首が痛いとか、そんなことは全く思わず楽しめました」と収録を振り返った。
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