12月31日(土)放送の「第61回 NHK紅白歌合戦」の司会者が10月19日同局で発表され、井上真央(紅組)、嵐(白組)が決定した。
初の歌番組の司会に抜てきされた紅組の司会となった井上は「司会の経験もなく歌手活動も経験がないので、なんで私なんだろうと心配と不安でいっぱいです。右も左も分からないので嵐の皆さんを頼りにしてます。そして、歌手の皆さんの足を引っ張らないよう、紅白をサポートしていきたいと思います」と意気込んだ。
一方、'10年に引き続き白組の司会となった嵐・松本潤は「ことしは東日本大震災や台風でたくさんの方々が被害にあわれて、そんな時こそ僕らにしかできない、僕らなりの最後の日を作っていきたい。自分たちの力を信じて明るく楽しい紅白にしたいです」と語る。相葉雅紀は「'10年はすごく緊張したし楽しかった。日本を代表するアーティストの方々のパフォーマンスを見れて力をもらいました。最初で最後だと思っていましたが、ことしも司会をやらせていただけて光栄です」とガッツポーズを披露した。
二宮和也は「'10年は初司会ということで出場した歌手の方々にたくさん応援していただきました。ことしは逆に出場者の方々を応援できればと思っています」と余裕の表情を見せ、櫻井翔は「'11年の締めとなる紅白だけど、'12年につながっていけるような紅白にしたいです」とコメントした。また、大野は「'10年は白組が優勝して最後に優勝旗を持ったのですが、ことしも持ちたいなと思っています」と白組の勝利を誓った。
'10年を振り返った松本は「昨年は櫻井さんが頼りになった。ニュース番組をやっているから生放送に慣れていて時間配分がしっかりしてた」と話すと、相葉は「心配だったのは僕です」と自ら名乗り出た。
最後に井上は「嵐の皆さんとは番組で共演経験はありますが、タッグを組むのは初。紅組が6連敗しているので、ことしは勝ちたいなと思っています。そして、ことしは『朝の連続テレビ小説 おひさま』のヒロインをやらせていただいて、たくさんの方々に応援していただきました。その皆様に恩返しではないですけど、できることはやっていきたいと思っています」と語った。
10月6日には応援隊の発表が同局で行われ、隊員にはテリー伊藤、AKB48が就任している。ことしのテーマは「1231 あしたを歌おう。」に決定。“いちにのさん”で1歩を踏み出すという前向きなテーマとなっている。
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