CGもアクションもパワーアップ!「妖怪人間ベム」が映画化決定!

2012/06/14 06:00 配信

映画

「早く人間になりたい」と願うベラ(杏)、ベロ(鈴木福)(写真左から/ドラマ「妖怪人間ベム」より)(C)NTV

'11年10月クールに日本テレビ系にて放送され、最高視聴率18.9%を記録した人気ドラマ「妖怪人間ベム」が映画化されることが分かった。映画版はドラマに引き続き、亀梨、鈴木福の3人が出演。内容は映画版のために書き下ろされた完全オリジナルストーリーとなる。

ドラマでは、妖怪にも人間にもなり切れず、“妖怪人間”として生きるベム(亀梨和也)、ベラ()、ベロ(鈴木福)の心の葛藤(かっとう)や人間との触れ合いを描き、最終回では、ベムたちが“名前の無い男”(柄本明)との戦いで、人間になるよりも「人間を守って生きていく」ことを選び、友人の夏目刑事(北村一輝)たちの前から姿を消すところで物語は終わった。

今回の映画では、ベム、ベラ、ベロが新しい街にやってくるところから始まる。だが街では、不可解な未解決事件が連続して起こっていた。そんな中、ベロはある女の子と出会い、恋をする。「人間になりたい」とベロが願う一方、ベム、ベラは人間になる方法を発見。ベロだけでも人間にさせてあげるべきなのか、自分たちも人間になるべきなのか、と苦悩する。さらに、不可解な事件を引き起こしていた犯人が妖怪だと判明する。ドラマと違い、ベムたちの敵で実際に“妖怪”が登場。ベムたちがこれまで出会ったことのない強力なパワーを持つ妖怪に対し、ドラマ以上の激しいアクションシーンで挑む。そのため、特殊メークやCGなどもドラマ以上に多用され、映画ならではの迫力ある映像に。

映画化が決まり、主演の亀梨は「おは妖怪! すごくうれしいです! 自分自身も今、彼らがどこでどのように存在しているのか、すごく気になっていたので楽しみです。またベラ、ベロと会えること、そしてベムを演じられること、ワクワクしています。早く妖怪人間になりた~い!」とおちゃめなコメントを寄せた。また、「映画化と聞いてとてもうれしいです! スクリーンの中で、さらに迫力あるベラを演じたいと思います。早く妖怪になりたい!」()、「大好きな亀梨さんとさんとまた一緒に撮影できるので楽しみです。僕はアクションが大好きなので、何かアクションシーンがあったらいいなぁと思います。僕らしいお芝居を一生懸命頑張ります! 夏の暑い時期の撮影だけど、妖怪人間なので汗をかかないように、虫に刺されないように最高の妖怪人間チームを目指して頑張ります!」(鈴木)とそれぞれ気合十分な意気込みを語った。

河野英裕プロデューサーは「ドラマを応援していただいた皆さんのおかげで、『妖怪人間ベム』が映画として復活できることになりました。正義とは、悪とは、命とは、愛とは、人間とは…。そんなテーマをより深く描きながら、アクションや妖怪バトルを超スケールアップ。最高の物語をお届けできるよう、キャストスタッフ全力で頑張ります」とコメントを寄せた。

なお、公開は'12年12月15日(土)より全国300館以上でロードショー予定。

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