BSチャンネルのDlifeが、ホリプロタレントスカウトキャラバンの模様を、9月30日（日）に放送することが決定した。ホリプロタレントスカウトキャラバンは、芸能事務所のホリプロが主催するタレントオーディションで、初代・榊原郁恵から、深田恭子、石原さとみらを輩出した歴史あるオーディションとして知られている。2012年度はディズニーとの協力により、「37th ホリプロタレントスカウトキャラバン2012～夢をつかめ！ あなたもディズニープリンセス」というタイトルのもと、ディズニープリンセスのような女性を発掘することがテーマとなっている。グランプリ受賞者は、ホリプロ専属契約となり、ディズニープリンセス・グローバルテーマソングでCDデビューすることが決定している。同番組内でメッセージを送る1996年の第21回グランプリ受賞者・深田恭子に、ホリプロタレントスカウトキャラバンについての思いを聞いた。
――ディズニーの番組について印象をお聞かせください。
ディズニー・チャンネルは、よく見ています。ディズニーランドもすごく好きなので、今日は、ここ（ディズニー）に来ることを、すごく楽しみにして来ました。
――ディズニーの中で好きなキャラクターは誰ですか？
好きなキャラクターは白雪姫です。東京ディズニーランドのパレードで、白雪姫が出て来ると、ずっと追いかけちゃいます。
――ディズニー作品で印象深いものはありますか？
作品というより、ディズニー映画のシーンで、歌いながら踊るのが大好きです。主人公が街の中で急に歌いだして、街の人、公園にいる人たちもみんなで歌いだすようなお芝居がありますが、楽しそうなので、ぜひやってみたいですね。
――今年のタレントスカウトキャラバンは、ディズニープリンセスがテーマということですが、スカウトキャラバンについての思い出をお聞かせください。
（当時）13歳だったので、早くこの緊張を終わらせてしまいたいと思っていたので、あまり覚えてないのですが、新山千春さんが会場にいらして、すごく可愛いくて、それがとても印象的でした。
――深田さんがオーディションを受けられたとき、難しいことは何でしたか？
お芝居をするという課題があったんですけど、お芝居する姿や、歌ったり踊ったりという姿を実際に見たことがなかったので、みんながキラキラしていて圧倒されました。家でも練習はしましたけど、（私には）すべてが精一杯すぎて。
――舞台裏では、どんな会話をしていたのですか？
一緒に受ける人とは、あまり前向きな話はしていなかったように思います（笑）。たぶん落ちちゃうって話をしていたように思います。そのときの緊張から逃れたい一心でした。とにかく一生懸命で、あまり覚えていなかったです。一生懸命にすることしか自分にはできなかったですね。
――それまでの自分とオーディションに受かった後とで、変わったことはありますか？
オーディションに受かった後、お仕事をしていくうちに、自分がこういうお仕事していくんだなって、だんだん実感していったんだと思います。街を歩いている人が自分を知っていることが、うれしい反面、怖いときもありました。気持ちが、慣れなかったですね。有名になるってこういうことなんだって思ったりしました。
でも、みんなに優しくしていただいて、幸せなことだなぁと思いますし、すごくいろいろな経験ができるので、不思議な仕事ではあるけれど、すてきなお仕事だと思います。
――デビューしてから、楽しかった事と、大変だった事は何ですか？
楽しかった事は、会いたい人に会えることですね。私は華原朋美さんが大好きだったので、華原朋美さんと一緒にお仕事できたときは、すごくうれしかったですね。
黒木瞳さんには、お芝居のことでアドバイスしてもらったりします。「分からないことがあったらいつでも台本持ってきなさい」って言ってもらっています。何でも聞いて、何でも教えてくれます。大変だった事は、やっぱり、自分の知らない人が自分を知っていることに、気持ちが追いつかなかった頃が、一番大変でしたね。
――オーディションを受ける人に、どんなアドバイスをしてあげたいですか？
まず、オーディションに応募して、可能性とか未知なものを、皆さんが秘めていると思うので、頑張ってほしいですね。明確なアドバイスができるかどうか分からないですけど、これから（芸能界に）入ってくる人には、（何でも）質問してもらえたらうれしいですね。
――これからオーディションを受ける人へのメッセージをお願いします。
“自分らしく”ということが一番じゃないかと思います。とにかく一生懸命に頑張っている姿が美しいと思うので、私も楽しみにしていますし、受ける人にも、もちろん頑張っていただきたいですし、（テレビで）ご覧になる方も、（その姿を見て）何か希望をもらえるんじゃないかと思います。
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