TBS系新ドラマ「名もなき毒」で小泉孝太郎が4年ぶりに連ドラ主演!

2013/07/02 23:07 配信

ドラマ

制作発表会見に出席した主演の小泉孝太郎(前列中央)と、ダブル・ヒロインの深田恭子(同右)、真矢みき(同左)ら

7月8日(月)スタートのTBS系連続ドラマ「月曜ミステリーシアター 名もなき毒」の制作発表会見が7月2日に緑山スタジオで開かれ、出演の小泉孝太郎深田恭子、真矢みき、室井滋らが意気込みを語った。

同作品は、宮部みゆき原作の「誰か Somebody」「名もなき毒」の本格ミステリー2作品を元にドラマ化したもの。絵本編集者の杉村三郎(小泉)が、財閥会長の今多嘉親(平幹二朗)の娘・菜穂子(国仲涼子)と結婚したことから、人々の心の闇と向き合うことになる。杉村は結婚後、財閥の広報室に転職し、義父の元運転手で、ひき逃げ事件で亡くなった梶田(平田満)の半生の出版化を手伝うことに。だが、梶田の遺族である娘姉妹の姉・聡美(深田)は、なぜか出版に反対していた…というストーリー。ドラマの前半と後半でヒロインが異なるダブル・ヒロインの形で、前半は深田、後半は真矢みきがヒロインを演じる。

4年ぶりの連続ドラマ主演となる小泉は、宮部作品のオファーを受けて、「本当ですか?と三度聞き直して疑うほどうれしかったです。今月で35歳になりますが、最高の誕生日プレゼントになりました」と告白。「主人公の杉村三郎という人物が好きです。多くの宮部みゆきファンが共感できたり、かんばれ杉村!と思ってもらえるよう大事に演じていきたいです」と語った。また、深田は「きれい事だけではない人間味あふれるドラマ。さまざまな人の人生を味わってもらえたら」とアピール。真矢は「人には色とりどりの毒がある。原作を読んで警戒心が強くなり、周りを見るようになってしまいました」と笑顔で話した。

今回の役作りについて、小泉は「普段、過去に出会った人物で誰に似ているかなと考えて役作りをしていますが、今回は学生時代の後輩にドンピシャな人がいました。誰といてもその場を乱さずシャイなタイプです」と明かす。作品のテーマである「毒」については、「嫉妬心、悪口、ねたみ、そねみ…良くない気持ちを持ち続けると毒になります」と指摘。主人公の杉村について「お人よしで、穏やか、融和な人。人見知りで内向的なところが自分に似ています」と分析した。「杉村は結婚して特殊な立場になってしまいましたが、普通でありたいという心の叫びを感じます。作品の捉え方は十人十色ですが、最終的には杉村三郎という人物を好きになって、共感してもらえたらベストです」と意気込みを語った。

出演はほかに、国仲涼子南沢奈央、杉崎花ら。主題歌「あい」を近藤晃央が歌う。

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