クリスマスの奇跡を描く6つのラブストーリー! 玉木宏ら豪華出演者が紡ぐ恋愛エピソードとは?

2013/11/13 22:57 配信

映画

ジャパンプレミアに登場した面々

映画「すべては君に逢えたから」のジャパンプレミアイベントが、11月13日、都内で行われ、出演者の玉木宏高梨臨木村文乃東出昌大時任三郎大塚寧々山崎竜太郎小林稔侍倍賞千恵子本木克英監督が舞台あいさつに登壇した。

同作品は、クリスマス直前の東京駅周辺を舞台に、10人の主人公が織り成す6つのラブストーリー。玉木、高梨が出演する「イヴの恋人」では、女性不信の男性と夢に破れた女性の恋愛を描く。木村、東出出演の「遠距離恋愛」では、東京と仙台で遠距離恋愛中の恋人のエピソードを。時任、大塚、山崎が出演する「二分の一成人式」では、余命三カ月と宣告された新幹線の運転士とその家族の物語。倍賞、小林が出演する「遅れてきたプレゼント」では、ケーキ店の女性オーナーの恋愛を描く。ほか、本田翼が出演する「クリスマスの勇気」、市川実和子と寺井茜が出演する「クリスマスプレゼント」も。

運命的な出会いから始まるラブストーリーの「イヴの恋人」に出演した玉木は「『運命の出会い』は信じたいですね。いつかは運命の人と出会うと信じたい」とコメント。さらに、思いを伝えるために意を決して行動するという役柄を踏まえて「僕も同じように思い切った行動に出ると思います。チャンスは逃したくないので」と明かした。

一方、高梨も「『運命の出会い』は信じます!」と話し、共演した玉木について「白ワインを持っているシーンでは、『なんじゃ、こりゃ!?』と思ってしまうくらい絵になるんです。絵に描いた王子様みたいな感じでした」と振り返った。

また、木村は「この作品では、役と自分がどれだけリンクできるかということを一つの目標としてやっていたので、(出来上がった作品を観ると)『わたしが遠距離恋愛をしたらこういうふうになるんだ…』と恥ずかしくなりました」と告白。一方、共演者の東出は「遠距離恋愛はしたくないですね…。本当に好きだったら『会いたい』と思うので、多分、無理だと思います」と明かした。

そんな中、大塚、山崎と家族を演じた時任が「コミュニケーションをいっぱい取りました」と撮影を振り返ると、山崎が「たくさんコミュニケーションをとって、できるかぎり(家族としての距離感が)近づけたと思います」と子役ながら大人っぽい発言をし、会場を沸かせる場面も。

ほか、小林は「6つのストーリーが同時に進行しております。どの話も心温まる、元気をいただけるロマンチックな話ですので、それぞれの世代で自分史に合わせて登場人物に自分を投影してください」と観客に呼びかけた。倍賞は「年を重ねていきますと、人を恋するという役が少なくなっていきます。そんな中でこういうロマンチックな役ができて本当に楽しく撮影させていただきました」と告白。

最後に、玉木は「この映画は、観終わった後にきっと大切な人のことを考え、会いたくなる作品だと思います」とアピールした。