「この役に縁を感じます!」関ジャニ∞・大倉忠義が少年時代の被災体験をドラマに生かす!!

2014/01/07 21:40 配信

芸能一般

1月9日(木)スタートのドラマ「Dr.DMAT」(TBS系)に出演する瀧本美織

TBS系で1月9日(木)にスタートするドラマ「Dr.DMAT」の制作発表会見が 1月7日(火)に同局の緑山スタジオで行われ、主演の大倉忠義(関ジャニ∞)をはじめ、加藤あい瀧本美織、麻生祐未、高木雄也(Hey! Say! JUMP)、石黒賢、國村隼、佐藤二朗が登場した。

Dr.DMAT」は、実在する“瓦礫の下の医療”に従事した医療組織「災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)」、通称“DMAT”をモデルにした災害医療ドラマとして、“DMAT”所属のドクターが極限の状況で命と向き合う姿を描く。主人公のDMAT隊員・八雲響を演じるのは、今作が民放連続ドラマ初主演となる関ジャニ∞の大倉。一瞬の迷いが人命救助の可否を分ける命懸けの現場に挑む。

大倉は「トラウマを抱えながら命と向き合い、葛藤し、奮闘しながら成長していく八雲響という役をやらせていただいています。“DMAT”というチームが実在して、命を懸けて安全を守ってくださっているということを僕らも命懸けで伝えなくてはいけないのかなと感じています。本日はよろしくお願いします」とあいさつ。続けて「(関ジャニ∞の)メンバーが(街中にある)「Dr.DMAT」の看板広告の写メを送ってくれたりするので、もう放送開始なんだなというのと、(撮影が)間に合うのかなという怖さがあります。でも、周りの方の反応が楽しみですね」と放送開始直前の現在の気持ちを明かした。

また、八雲の幼なじみ・凛を演じる加藤は「現場にいて、本当に『ドラマを撮ってるのかな?』って思うくらい、壮大なスケールです。消防庁と“DMAT”の方々の協力もあるので現場にすごい数の消防車が並んだりして、かなり過酷な現場です。テレビの向こう側にいる皆さんに伝わればいいなと思います」と撮影の感想を伝えた。

一方、事故により植物状態で入院中の八雲の妹・春子役の瀧本は「私は植物状態でベッドの上で目を閉じています。皆さん元気かなぁとか、けがせず撮影できてるかなぁとか、皆さんの健康を願っているばかりです。これからも体に気を付けて撮影を頑張っていただきたいと思います!」と述べた。

さらに、“DMAT”が阪神淡路大震災を機に作られた組織ということに関連し、関西出身の大倉は「阪神淡路大震災('95年)を経験して、すごく怖かった思い出が今でも強烈に残っていて、こういう役をやらせていただくことに縁を感じます。当時、救急隊員の方が被災者を助けている映像にすごく勇気をもらったのを覚えています。(ドラマを)見てくださる方が、災害が起こった時にこういうチームがいるんだと、少しでも安心材料になるようなドラマになるんじゃないかなと思って期待しています」と自身の経験を交えつつ、ドラマへの期待を語った。

最後に大倉は「10秒迷えば1つの命が消えていくという過酷な災害現場の現状と、災害医療の今が詰め込まれているドラマです。そして、その中で起こる人間ドラマも楽しんでいただけるものになっていますので、是非見ていただきたいと思います!」と視聴者へ向けてドラマをアピールした。

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