中川大志、田中美佐子との恋愛に困惑!?

2014/02/20 17:01 配信

ドラマ

「今夜は心だけ抱いて」に出演する(左から)中川大志、田中美佐子、土屋太鳳

NHK BSプレミアムで3月4日(火)からスタートするドラマ「今夜は心だけ抱いて」(毎週火曜 夜11:15-11:45)の完成試写会が行われ、出演者の田中美佐子土屋太鳳中川大志が出席した。

同ドラマは、唯川恵の同名小説をドラマ化したもの。事故が原因で、心が入れ替わった母と娘が互いの人生を体験し、“女”として理解を深め、“親子”として向き合っていく姿を描く。柊子(田中)は、離婚した夫・亮介(飯田基祐)から娘・美羽(土屋)を預かってほしいと頼まれ、12年ぶりに再会することに。ところが、2人はエレベーター事故に巻き込まれ、ショックで心が入れ替わってしまう。

“17歳の娘”を演じる田中は、「何十年か(役者を)やっていますけど、 入れ替わる役というお芝居のチャンスをもらえるということはすごく少ないと思うんですね。見ていると、『楽しそうだからやってみたい!』とは思っていたんだけど 、自分には来ないだろうなと思っていました。50うん歳にして初めて入れ替わりの役が来まして、もうぜひ、ぜひやらせてほしいとお願いしてやらせていただきました。 若い時の役って、私が一度経験をしているので、意外に戻りやすかったかなって。まぁ表面はついていけませんが(笑)。心の中は自分の中でたどっていって、自分が子供になることはできます」と今回の役どころに満足した様子。

また、“47歳の母親”を演じる土屋は、「娘を見る目の表情だったり、切なさだったりをすごく気をつけるようにしました。私は、19歳になったばかりなんですけど、撮影中はずっと(心が)47歳(の役)でしたので、47歳の感覚がすごくよみがえってきて。今、この作品を、娘をお嫁に出すような母親の感覚になっております」と強い思いを明かした。

さらに、美羽と心が入れ替わった柊子に恋心を抱く高校生・元宮透を演じる中川は「最初に『田中美佐子さんと恋愛します』と言われて、そんなお母さんに近い年齢の女性と恋に落ちるなんて、 経験がなかったので(笑)、最初ちょっと透の気持ちとかも見えてこなかった部分もありました。だんだんと透のストーリーが進むにつれて、 心情や過去のことが明かされていくんですけど、美佐子さん演じる柊子さんが本当にすてきで僕も大好きになり、自然に演じられたかなと思っています。透自身だんだんと柊子さんに引かれていって、 自分の気持ちがこれは恋なのか何なのかって分からない、モヤモヤするような気持ちが何話にもわたって続きます。モヤモヤした複雑な感情っていうのを出せるように丁寧に演じたつもりなので、 そういうところが出ていればいいなと思います」とアピールした。途中「透は感情表現が苦手で、あまり笑わない。柊子さんといるときに見せる貴重なスマイルで、女性をキュンとさせられたらなと思って丁寧に演じました(笑)」と照れ笑いする場面も。

最後に、心が入れ替わるというドラマの内容にちなんで「(実際に)入れ替わったら最初に何をやりたいか?」という質問に対して、田中は「まず、スポーツをやりたいですね。今、腕を痛めたり腰を痛めたりしながらやっているテニスなんですが、1カ月休養してちょっとやったらまた休養して、なかなか先に進めないので。17歳になったら休養とかしなくても、ずっとテニスができると思う(笑)」とコメント。一方、土屋は「もし47歳になったら、温かい料理も作れる女性になれたらいいなと思います。しっかりカルシウムを摂って、手足、膝、腰を痛めないように努力していきたいと思います」と話し、会場の笑いを誘った。