目指せワールドカップ優勝! 日本代表に大空翼もオーバーヘッドでエール!!

2014/06/14 09:00 配信

芸能一般

展覧会のために描き下ろした巨大イラスト制作には「連載と同時にやっていたこともあり1カ月近くかかりました」と苦労を明かす(C)高橋陽一/『ボールはともだち。キャプテン翼展』実行委員会

6月14日から東京・上野の森美術館で開催されている「ボールはともだち。キャプテン翼展」。主人公・大空翼の活躍と成長を描いた大人気サッカー漫画は、13日から始まったブラジルワールドカップに出場するメッシ(アルゼンチン代表)やネイマール(ブラジル代表)イニエスタ(スペイン代表)ら、トップレベルのサッカー選手たちに影響を与え、日本代表のキャプテン・長谷部誠がサッカーを始めるきっかけになったことでも有名だ。

「ボールはともだち。キャプテン翼展」では、10個のカテゴリーに分けられ、作者の高橋陽一さんが自ら選んだ名シーンを振り返る数々の原画作品200点以上や、各時代の翼の仲間、ライバルたちがパネルで紹介されている。入り口では「キャプテン翼」の日本代表メンバーが出迎え、その先には、作品の舞台となった南葛市のジオラマや、日本代表のユニホームを身にまとった翼の等身大フィギュアなども展示。高橋さん考案のサッカーアトラクション「DREAM KICK」では、特製キャラクター・カードがもらえるスマートボール形式のゲームも楽しめるほか、イニエスタが“キャプ翼愛”を語る映像も見られる。

初の大規模個展となった今回、高橋さんは「W杯イヤーに運命的なタイミングでこんな大きな展覧会ができることをうれしく思う」とほおをゆるめ、本展覧会のために描き下ろした3m×2.2mの巨大なイラストについては「(W杯の)日本の優勝、活躍を願って描きました。日本人選手の誰かが、このオーバーヘッドシュートで決めてくれたら…」と期待を込めた。“キャプ翼”好きは当然のことながら、サッカーを愛する多くの人が心躍る展示となっている。会期は7月6日(日)まで開催。

また本個展とは別に、Jリーグと「キャプテン翼」がコラボした企画「DREAM SHOOT」では、漫画に登場する必殺シュートの再現に、日本代表の大久保嘉人、山口蛍をはじめとする現役Jリーガーが挑戦する動画を更新中。少年時代に憧れ、挑戦を試みた夢のシュートが見事、ゴールネットに突きささっている。