7月27日(日)に放送されるスペシャルドラマ「必殺仕事人2014」(テレビ朝日系)のスペシャルトークショーが7月21日に東京・六本木ヒルズアリーナで開催され、出演する東山紀之、松岡昌宏、知念侑李らが登壇した。
同ドラマは、本町奉行所の見廻り同心・渡辺小五郎(東山)ら“仕事人”の暗躍を描く人気時代劇シリーズ。今作よりHey!Say!JUMPのメンバーとして俳優、タレント、歌手と幅広い活躍を見せる知念が“必殺仕事人”デビューを果たす。'12年のSP以来、再び小五郎たちの前に姿を現した謎の男・安倍川の仙吉(高橋英樹)が登場。「必殺仕事人2012」で弟・燕斎(高橋・二役)は仕事人に成敗されているが、そうなるよう裏で手引きした黒幕がこの仙吉とされている。弟の死後は江戸を離れたはずだったが、幕府のお墨付きで金を貰って仇討ちを遂行する“仇討屋”として荒稼ぎを始める仙吉と、仕事人たちは相対する立場となっていく。裏の仕事人と、表の仇討屋。果たして江戸の町に残るのはどちらの勢力なのか…表と裏の仇討ち稼業対決に注目が集まる。
東山は「冬の時期に撮影されて夏に放送。楽しんでいただきたいのはもちろんですが、今回は新しい風として後輩の知念が入りました。期待してください」と、自信たっぷりにあいさつ。続いて松岡は「年明けすぐに撮影が始まりました。その寒さも映像に表れていると思いますし、冬の撮影だからこそ出る色気のようなものも感じられました。知念にとっては最初の撮影なので大変だったと思いますが、よくやったと思います」と明かした。それを受けた二人の後輩の知念は、「今回、僕が演じた隆生は“一休さん”のような寺の坊主です。父と許嫁に悲劇があって仕事人になります。しっかりと見てほしいですね」と、笑顔をのぞかせた。
また、イベントには石原興監督をはじめとした“必殺”を作る上で欠かせない5人の現場スタッフも登壇。“必殺”の撮影現場はスタッフ同士はもちろん、キャストとの絆も強く、家族のような深い結びつきがあることから、“必殺”の現場でだからこそ見ることができる東山、松岡、知念の素顔を気心の知れたスタッフが語った。東山は「京都で安心して撮影に入れるのはスタッフの皆さんのおかげですからね。彼らがお世話になっている皆さんです。彼らなくしてこのドラマは作れません」と最大級の敬意を払った。
そのスタッフが出演者の裏話についても暴露。東山については“鉄人 東山紀之”と題し、ギックリ腰になってもすぐに復活し、撮影を再開させたというエピソードを披露した。松岡については“松岡昌宏 アホになる事件”と題して、何でも器用にこなしてしまう松岡の生きざまを明かした。そして、知念については“知念侑李 謎の食生活”と暴露。日ごろから撮影の合間には親子丼ばかりを食べていることを明かされた知念は、「親子丼が好きで親子丼を毎日出前で頼んでしまいます。他の料理には興味ありません(笑)」とニッコリとほほ笑んだ。
そんな知念について、石原監督は「好青年。まだ色のついていない人ですので、我々がとやかく言って色に染めるのは違うのかなと思いました。でも、どうしたら良いのかなどをアドバイスすることはできるので、いろいろと思うところはありました」と魅力を明かした。
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