「科捜研の女」第14シリーズが放送決定! 天敵・藤倉にマリコが敗北!?

2014/08/23 05:00 配信

ドラマ

シリーズ14作目を迎える「科捜研の女」の主人公・マリコを演じる沢口靖子(C)テレビ朝日

沢口靖子主演で最新の科学捜査と人間ドラマを描くテレビ朝日系の人気ミステリードラマ「科捜研の女」の新シリーズが10月から放送されることが分かった。同シリーズは'99年のスタートからことしで15周年を迎える。シリーズ14作目となる今作では、沢口演じるマリコをめぐる人間関係にも大きな変化が訪れ、マリコは天敵・藤倉刑事部長(金田明夫)に敗北を喫してしまうという。

「科捜研の女」では、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)に所属する榊マリコが、高い専門技術を持ちながらひと癖もふた癖もある科捜研の研究員たちや、一匹狼の刑事・土門(内藤剛志)らと協力して、事件の真相を解明する。1話完結だが、シリーズを通してマリコと周囲の人間関係が描かれている。前作では、元鑑識課長・藤倉が京都府警の刑事部長に就任。鑑識や科捜研は捜査に直接的に関わるべきではないという主義の藤倉は、協力しながら事件を解決するマリコと土門と対立した。今作でも、天敵・藤倉との対立構造は続行。しかし、これまで立場は違えど判断を誤ることなく事件に当たってきた両者に異変が。マリコは、ある失態を犯し、藤倉に対し敗北を認めてしまうという。

気になる第14シリーズの第1話では、京都市内の倉庫から発見された遺体と現場から発見された無数の銃弾の痕から、マリコたちが犯人を追う。しかし、捜査を進めると、事件の背後には投資コンサルタント・嵯峨根田(中村育二)が起こした巨額詐欺事件があることが判明。さらに、現場の倉庫から暗号のようなデータが入ったCD-ROMとプラスチック爆弾の原料が発見される。マリコはすでに逮捕された嵯峨根田をめぐり、嵯峨根田の仲間たちが拳銃とプラスチック爆弾を使ってある計画を立てているとにらむ…というストーリー。第1話は2週にわたって放送され、平成仮面ライダーシリーズで知られる田崎竜太監督によるスタイリッシュな映像で、アクションやカーチェイスシーンが描かれる。

主演を務める沢口は、「科捜研のメンバーのチームワークの小気味良さ、より一層磨きがかかった内藤剛志さん演じる捜査一課の土門刑事とのタッグ、そして前回、鑑識課長から刑事部長になった金田明夫さん演じる藤倉とのさらに激化した対立」と見どころを語り、「撮影を開始したばかりの私、榊マリコもワクワクしています」と新シリーズをアピールした。

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