沢口靖子が科捜研の女性研究員を演じる人気ミステリードラマ「科捜研の女」(10月16日木曜スタート)が、ことしシリーズ誕生15周年を迎える。それを記念して、ドラマ撮影中の京都のスタジオに、沢口の似顔絵を描いたケーキが登場。さらに、ロウソク代わりに試験管を模した飴細工が飾り付けられ、出演者たちも大興奮でアニバーサリーイヤーを祝った。
「科捜研の女」は京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)ら、個性的なメンバーたちが専門技術と抜群のチームワークで事件の真相解明に挑む連続ドラマ。ことしは、第1弾がスタートした’99年から数えて丸15年。マリコの天敵とも言える刑事部長・藤倉(金田明夫)とのますます激化する対立関係、科学捜査をより分かりやすく伝えるビジュアルなど、さらなるパワーアップを果たす。
そんな15周年を祝うケーキには、マリコの似顔絵と彼女の事件解明への決意を感じさせる「科学の力でかならず!」の文字が。さらに、その周りには、ロウソクのように飾り付けられた試験管の形をした飴細工が15本。これはスタッフが“科捜研らしいケーキを”をオーダーした結果だという。心のこもったお祝いに、沢口も「飴細工の試験管を見たのは初めて(笑)。スタッフの皆さんの愛情を感じますね!」と感動しきり。だが、スタッフの思いやりに感激したのは今回が初めてではないようで、過去に猛暑の中で防護服を着なければならないシーンがあったとき、スタッフが防護服の内側にポケットを作り、その中に保冷剤を入れてくれていたというエピソードを披露。「スタッフの優しさに触れました」と振り返った。
さらに、15年演じたマリコに通じる部分を聞かれた沢口は、「ひとつのことに集中しすぎて、ちょっと周りとハナシがズレているかなと思うときがあります…」と告白。すると共演陣からは「それは…ちょっとじゃないですね」(風間トオル=科捜研研究員・宇佐見役)、「沢口さんはかなり、マリコっぽいですよ(笑)」(内藤剛志=刑事・土門役)と次々にツッコミが。最後は科捜研の所長・日野を演じる斉藤暁が、「そんな沢口さんの集中力こそ、番組が15年も続いてきた秘けつじゃないでしょうか!」とうまくまとめてみせ、15年で培ったチームワークを見せつけた。
気になる「科捜研の女」の初回では、そのチームワークがいかんなく発揮される。廃倉庫で見つかった遺体をきっかけに、現場に残された弾痕や壊れたCD-ROMといったヒントを、マリコらがそれぞれの専門分野から解析。事件の背後にあるものを探るうち、マリコらは凶悪すぎる脱走計画にたどり着く。
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