11月22日(土)にフジ系で放送される「土曜プレミアム『リーガルハイ・スペシャル』」のゲスト出演者が明らかになった。堺雅人演じる弁護士・古美門研介の宿敵となる弁護士・九條和馬役に大森南朋、九條に弁護の依頼をする未亡人・中原さやか役に吉瀬美智子、今回の舞台となる巨大総合病院の院長・赤目義二役に古谷一行、赤目の娘・好美役に剛力彩芽、好美の婚約者の内科医・広瀬史也役に東出昌大と豪華なゲストがそろった。堺と大森は今作が初の本格共演となる。
「リーガルハイ」は、'12年4月期と'13年10月期に放送された連続ドラマで、毒舌で皮肉屋だが訴訟の勝率は100%を誇る敏腕弁護士・古美門と、超真面目で融通の利かない堅物弁護士・黛真知子(新垣結衣)の凸凹弁護士コンビが、さまざまな事件の弁護を引き受け、法廷で戦う人気“リーガル・コメディー”ドラマ。脚本は映画「三丁目の夕日」「キサラギ」などの話題作を書いてきた古沢良太で、「リーガルハイ」は放送批評懇談会が選定する第50回ギャラクシー賞、第39回放送文化基金賞のテレビドラマ番組部門本賞など、数々の賞を受賞した作品。
今作では、相変わらずの日々を過ごしていた古美門(堺)と黛(新垣)の元に、巨大総合病院から弁護の依頼が入る。依頼は、1年前に病院内で死亡した患者の妻・さやか(吉瀬)が弁護士を立て、病院に対してクレームを入れてきた件を処理してほしいという内容だった。お安いご用と依頼を引き受けた古美門が対峙した相手側の弁護士・九條(大森)は、うだつの上がらない中年で、正式に病院を訴えるのではなく、依頼人の夫が死んだ原因を院長である赤目(古谷)の医療過誤と決めつけ、病院からお金を巻き上げようとする、いわゆる“たかり弁護士”であった。百戦錬磨の古美門に九條が敵うはずもなく、あっさりと追い払われる九條。しかしその後、古美門の元に九條からの宣戦布告が届く。古美門は九條を甘く見ていたが、法廷で“たかり弁護士”ならではの戦い方を見せる九條に苦戦を強いられることに…。古美門&黛vs九條の医療過誤裁判は、古美門に激しい敵対心を燃やす三木長一郎(生瀬勝久)や三木の秘書・沢地君江(小池栄子)をも巻き込み、やがて大きな裁判へと発展していく。果たして、古美門は勝率100%をキープすることはできるのか!?
大森は今回の出演について、「完成されたチームに入るプレッシャーがかなりありました。前作までの堺さんの見事なセリフまわしに、がく然としていましたし…。今回現場でご一緒して、堺さんは懐が深い方だなという印象。新垣さんは、目によどみがない方だなと思いました。今回は弁護士役ということで、セリフはしっかりと覚えていこうと心がけました」とコメントを寄せた。
一方、堺は大森の印象について「九條役の大森南朋さんは、昔から大好きな先輩です。何作かご一緒したことはありますが、撮影現場では擦れ違ってばかりで、残念な思いをしておりました。念願かない、今回はじめてがっぷり四つのお芝居です。南朋さんの俳優としての色気と包容力、間近でたっぷり堪能したいと思います」と語り、さらに「九條は男くさくてもの悲しい、実に魅力的な人物です。台本を読んで、できればこっちを演じたいと思いました」という本音も出るほど、魅力を感じた様子。
堺は続けて、「古谷一行さん、吉瀬美智子さん、東出昌大さん、剛力彩芽さんとは初めて共演させていただきます。今回は“ゲストをお呼びする”ではなく、“ゲストの皆さんの本格ドラマに、僕たちレギュラーメンバーが交ぜてもらう”というドラマになりそうです。ゲストの皆さんによって繰り広げられる人間ドラマを、見てくださるお客様と一緒に、僕も楽しみたいと思っています!」とドラマをアピールした。
堺もうらやむ魅力的なキャスティングがみどころの「リーガルハイ・スペシャル」。毒舌弁護士・古美門と、一筋縄ではいかない“たかり弁護士”九條の法廷での闘いを、オンエアで楽しもう。
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