11月22日(土)にフジ系で放送される「土曜プレミアム『リーガルハイ・スペシャル』」の完成披露試写会と舞台あいさつが11月13日に東京・お台場のシネマメディアージュで行われ、堺雅人、新垣結衣、大森南朋、吉瀬美智子、剛力彩芽が登壇した。
「リーガルハイ」は'12年、'13年の連続ドラマと'13年のスペシャルドラマが放送された人気シリーズで、毒舌だが訴訟の勝率100%を誇る敏腕弁護士・古美門(堺)と、古美門の能力は尊敬するもののいつか彼に勝ちたいと思っている堅物弁護士・黛(新垣)の“水と油”コンビが、さまざまな問題を法廷で解決していく“リーガル・コメディー”だ。
スペシャル第2弾について、堺は「今回、レギュラーメンバーのシーンを先に撮ったこともあり、スタッフもキャストもちょっと“マンネリ”気味でして…(笑)。よく言えば“信頼感”ですけど。ゲストの皆さんに叱咤激励されながら、『ああ、こんなんじゃいけないんだ!』と、非常に反省したスタートでした(笑)。でも、長く続けられるのは応援してくださる皆様のおかげだと、キャストスタッフ一同感謝しております。ありがとうございます」と撮影を振り返りあいさつ。続けて、「いつもはゲストを“お招きする”という感覚だったんですけど、今回はゲストの皆さんのお芝居に、僕らレギュラーメンバーが“お邪魔する”ような感じでした。古谷一行さんは本当に格好良く素晴らしい存在感と物悲しさがあり、南朋さんもずっとご一緒したかった先輩ですし、吉瀬さんの色っぽさも、何かこうため息が出るような色っぽさで! 剛力さんもハツラツとしたお芝居で、東出さんも真っ直ぐなお芝居をなさっていて、現場がとても楽しかったですし、完成した作品を見ても本当に素晴らしい方々とご一緒させていただいたんだなと思いました」とゲストについて熱く語った。
また、新垣は「これまでもシリーズの中でたくさんのゲストの方に出ていただいて、その度にドラマの色が変わるのを感じていたんですけど…今回はこうもブレないか!っていうくらい、古美門と黛がそのシーンにいないと、『これ、何のドラマかな?』っていう(笑)。違うドラマなんじゃないかって思うくらい空気感がガラッと変わっていて、そこのコントラストが面白いなって思いました」と振り返った。
一方、古美門の宿敵となる弁護士・九條を演じた大森は「こういう完成されたチームに入るということは緊張するもので…。あんなに面白い芝居をやっているドラマの中で、僕たちは何をすればいいんだろう?って、緊張が渦を巻きました。僕はよりによって初日が生瀬さんたちとのシーンだったんで、その変な緊張感はすごすごかったです(笑)」と撮影現場でのエピソードを語り、「でも、僕が現場に行くと雨が降るんです。“雨男”なんて言われるのはまっぴらごめんなんですけど、“雨男”って言われるんですよね…(苦笑)。僕が映ってるところ、ことごとく雨が降ってるし風も吹いてまして、まいったなーと…」と続けた。
そして、吉瀬は「堺さん、新垣さんのお二方が本当に…あの髪型で(笑)、あのキャラクターですごく良く話してくれるんですよね。とってもやりやすい空気感を作ってくださいました。“法廷シーン”では、客観的にドキドキしながら『うわぁ、すごい!』って、舞台を見ているかのように見させていただきました。すごい迫力でした!」とコメントした。
さらに、剛力が「『リーガルハイ』はずっと見ていたので、今回ゲストで呼んでいただけるのはすごくうれしかったです。ずっとやってる中に途中から参加するのは緊張するんですけど、本当にあのお二人が最初にお会いした時からすごく優しかったので…」と言うと、堺が「僕は剛力さんにダンスを教えてもらおうという“下心”があったので、優しく接していましたね(笑)」と返し、続けて剛力が「そうなんです。私の曲を3曲とも全部踊ってくださったんです!」と劇中で堺が“剛力ダンス”を踊っていることを明かした。それに乗った堺が立ち上がり、「このダンス、分かりました? これはどうです? これもやったんですよ(笑) 分からなかった? もうちょっと考えればよかったかな~撮り直しだな、こりゃ!(笑)」と“剛力ダンス”の振りを披露し、会場を盛り上げた。
そんな「法廷シーンに出たかった」という剛力に対し、堺が「せっかくいらっしゃるなら法廷のど真ん中にいて、20ページくらいの長ゼリフを…。剛力さんと対決したいですし! ダンス対決ってのでもいいけど…いや、負けるか(笑)」と、剛力にライバル宣言する一幕も。
最後に堺は、「今回久しぶりに戻って参りました。スペシャルの2になりますけれども、これまでのリーガルハイのファンの方もそうですし、また全然違う作品になっていますので、初めてご覧になる方も楽しんでいただける作品になっていると思います。毎回いろんなことを考えさせてくれる優れた脚本と、優れたスタッフ、そして今回も優れたゲストの皆さんの魅力がたっぷり詰まった作品です。11月22日(土)をどうぞ、お楽しみにしてください!」と熱くピーアールした。
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