水戸黄門が今夏、4年ぶりに復活!

2015/02/11 06:00 配信

ドラマ

約4年ぶりに復活する水戸黄門(画像は過去のものです)(C)TBS

TBS系でことしの夏に「水戸黄門」の2時間スペシャルが放送されることが決定した。

五代目水戸黄門を演じた里見浩太朗が4年ぶりに再登場。また、里見と最も長く主従役を演じ、舞台でも共演した原田龍二合田雅吏がそれぞれ佐々木助三郎(助さん)役、渥美格之進(格さん)役を務める。

'68年8月4日にスタートした「水戸黄門」は、'11年12月19日放送の「水戸黄門最終回スペシャル」で42年間の歴史に幕を下ろし、1227話を放送した。平均視聴率は22.2%、最高視聴率は43.7%('79年2月5日、第9部最終回)を記録した。

物語は次期将軍候補と目される若殿を連れ、老公が助さん格さんと共に甲府へ向かう旅立ちからスタート。道中手ごわい刺客が一行を襲い、行く手を阻む。「水戸黄門」らしい人情あふれるエピソードも盛り込んでストーリーが進む。おなじみの八兵衛(林家三平)が一行に同行する他、風車の弥七(内藤剛志)、柘植の飛猿(野村将希)の活躍シーンも随所に描かれる。

里見は「シリーズ終了から4年ですか…。仕事柄いろいろな場所を訪ねますが、出会った皆さまから『水戸黄門をもう一度やってください』という熱い声をたくさん頂戴していました。これでやっと胸を張って『スペシャルを放送しますのでどうぞお楽しみください』と返答できますね(笑)。またストーリーではどんな強敵と相まみえることができるのかワクワクしています」とコメント。

原田は「7年間演じて愛着のある佐々木助三郎を再び演じることができるのは、大変うれしいです。当時懸命に稽古した刀を使った立ち回りができることも楽しみです。そして何より、時代劇をいろはから教えていただいた師匠・里見浩太朗さんとこの役で共演できることを光栄に思います」と喜んだ。

一方合田も「『水戸黄門』復活の日が来るのを信じて印籠を磨きながら待っていました。あれから、4年、精進して成長した格さんを見ていただきたいと思います。現代社会で頑張っている方が“スカッ”と元気になれるよう、ご老公の『もういいでしょう』の声が掛かるまで悪者をやっつける所存です」と明かした。

撮影は4月上旬から約1か月間、東映京都撮影所で行われる。