渡辺麻友(AKB48)と稲森いずみがW主演で書店員に

2015/02/21 05:00 配信

ドラマ

4月スタートのドラマ「戦う!書店ガール」(フジ系)でW主演を務める渡辺麻友(AKB48)と稲森いずみ(写真左から)(C)関西テレビ

4月にスタートする火曜夜10時枠のドラマで、渡辺麻友(AKB48)と稲森いずみがW主演を務める「戦う!書店ガール」(フジ系)が放送されることが分かった。

同ドラマでは、碧野圭の小説「書店ガール」シリーズ(PHP文芸文庫)を原作に、「ファースト・クラス(第1期)」('14年フジ系)などを手掛けた脚本家・渡辺千穂が働く女性の本音を描く。

書店を舞台に、自由奔放なコネ入社のお嬢様書店員・北村亜紀(渡辺)と、たたき上げの副店長・西岡理子(稲森)が、仕事や恋の困難に果敢に挑むことで自らに足りないものや忘れていたものに気付き、互いに成長していく。

渡辺、稲森のほか、亜紀に一目ぼれするコミック編集者を大東駿介、亜紀と理子の奮闘を見詰める謎の男を田辺誠一、同僚の書店員を鈴木ちなみ伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、店長を木下ほうか、理子の父親を井上順が演じる。

夜7時~11時のゴールデン・プライム帯の連続ドラマで初めて主演を務める渡辺は「出演が決まったとうかがった時は、驚きすぎて信じられませんでした。でもいつかは(G・P帯の)連続ドラマで主演をしたいなという夢があったので、まさかこんなに早くお話を頂けるとは…本当に光栄です。私が演じる“亜紀”という役は、自由奔放で気が強く、自分の思ったことをストレートに伝える女性。自分とは似ていないなと思う部分が多い一方で、好きなものや仕事に対する熱意に関しては共通点も。初共演の稲森さんは、いつもテレビで見ている女優さんなので、本当にお奇麗で圧倒されましたが、すごく優しい方でした。また、AKB48のメンバーには、実はまだ誰にもドラマに主演することを伝えていませんが、秋元(康)先生には『頑張りなさい』という応援の言葉をいただきました。私は将来、幅広い役を演じられる女優になりたいので、夢への大きな第一歩。アイドル“まゆゆ”ではなく、女優・渡辺麻友に期待してください!」と意気込んだ。

一方、渡辺と初共演の稲森は「このお話をいただいた時は“何か面白そう!”と思いました。書店にも興味があるので、これから始まる撮影が楽しみです。演じる理子という役は、仕事にプライドを持ってバリバリ働いている一方で、プライベートではうまくいかないところもあり、完璧ではないところが人間らしくてかわいいなと思いました。初共演の渡辺さんは、少女マンガから飛び出てきたようなかわいらしい方で、お会いしたら何となく波長が似ている感じがして、自然と会話をしていました。しっかりした印象を持ちましたので、ドラマの現場では、ちょこちょこ頼っちゃうかもしれません(笑)。正反対の役を演じるとはいえ、馬が合わなければならない部分もあるので、持ちつ持たれつな関係で、精いっぱい頑張りたいです。スカっとして、心が洗われて、絶対にどこか共感していただける部分があるドラマだと思います。たくさんの女性に見ていただいて、心のエネルギー補給をしてもらい、明日からまた頑張ろうと思ってもらえたらうれしいですね」と心境を語った。

また、山下有為(ゆうい)プロデューサーは「今、一番の輝きを放っておられるAKB48の渡辺麻友さんに亜紀役をお願いさせていただきました。渡辺さんが醸し出す、かわいらしくも“プロ”を感じさせる空気感が、書店の仕事に不器用ながらも強い情熱を注ぐ亜紀の姿とぴったり重なったのです。一方、仕事に静かな情熱を抱く理子役は、洗練されたキュートな魅力を放ち続ける稲森いずみさんにお願いさせていただきました。さまざまな役をご経験されてきた稲森さんだからこそ描くことのできる、リアルで繊細な女心にご期待いただきたく思います」と起用理由を明かした。