4月よりスタートする木曜時代劇「かぶき者 慶次」(NHK総合)のスタジオ取材会が緑山スタジオで行われ、出演する藤竜也、中村蒼、西内まりや、工藤阿須加が出席した。
本作の原案は、2月26日に死去した火坂雅志。藤演じる謎に包まれた戦国の名将・前田慶次の晩年を描いたオリジナル作品。
60歳を越える上杉家家臣・慶次(藤)にはすでに猛将の影はなく、風流三昧で酒好きの“オヤジ”と化していた。そんな父の姿に息子の新九郎(中村)は不満を抱くが、いざという時には上杉家を命を懸けて守り抜くという生きざまに魅せられていく展開。
藤は演じる慶次との共通点について「変わり者なのは似てるかもしれない。(役についても)面白い。ユーモアがあり、ロマンスがあり、人望がある」と分析。
さらに「娘にも優しい言葉は掛けてもらえないんです(笑)。『父上!!』とか。息子にも『だめなオヤジ』と言われて…。でもまぁ、締めるところは締めるから、許してもらえるかな」と、娘役を演じる西内と見詰め合った。
一方、時代劇初挑戦となる西内は「立ち回りや、言葉遣いも苦戦しながら頑張っています。でもすごく楽しいです」と充実している様子を告白。
そんな中、藤から「正座はどう?」と聞かれると、西内は「正座はきついんです!」と思わず本音も。「7時間ずっと正座のシーンを撮ったんですけど、足の甲が真っ赤になりましたね」と苦労も絶えないという。
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