西内まりや大興奮!藤竜也に「ほれちゃう!」

2015/03/26 22:18 配信

ドラマ

連続時代劇「かぶき者 慶次」に出演する(写真左から)工藤阿須加、中村蒼、西内まりや、主演の藤竜也

NHK総合にて4月9日(木)から放送される木曜時代劇「かぶき者 慶次」の試写会が東京・渋谷のNHKで行われ、出演する藤竜也中村蒼西内まりやらが出席した。

同作は藤が名将・前田慶次の晩年を演じる、火坂雅志原案の痛快時代劇。酒や碁をたしなみ、風流な生活を送る慶次は、息子・新九郎(中村)が城に出仕したいとの願いもとぼけてかわし、一見、“だめなオヤジ”と化していた。しかし、ここぞという時に、猛将だった威勢を発揮する…という物語。

報道陣に対し、主演の藤は思わぬ撮影秘話を挙げた。「茨城で1月から撮影があり、一番寒い時でした。足元はわらの草履で、地面の冷たさがもう…。夜中に足がつって、足がつって、もう身悶えました」と明かした。

加えて、「カーナビにロケ地を入れ、運転していったんですが、人が全然いなかった。待てど暮らせど誰も来ず、確認したら施設の名前が違っていたんです。真逆の方向だったので往復100km走ってしまいました」と主演らしからぬ苦労秘話を披露。

一方、中村は演じる役柄について、「新九郎は早く城に出仕したい、早く一人前になりたいって思っているが、それを父が許してくれない。そういう先のことばかりを考えてる。やりたいことだけを考えるのは楽しいが、もっとしっかりと足元を見なさいというメッセージを受け取りました」と答え、真摯(しんし)に役に向き合っているようだった。

西内は作品を通して、藤が演じる慶次の格好良さに感激している様子。「毎回、ここぞという時にすごい格好いいです。ほれちゃいます(笑)。そういう男性ってすてきだなって感じますし、その生きざまに、(役を離れて)影響を受けています。いろいろ吸収させてもらっているので、これからも頑張ります」と意欲を見せた。