満島真之介、比嘉愛未との結婚式で手汗かきまくり?

2015/03/25 02:02 配信

ドラマ

ドラマ「恋愛時代」で元夫婦を演じる(写真左から)比嘉愛未、満島真之介(C)YTV

4月2日(木)夜11時59分より、日本テレビ系にて放送されるドラマ「恋愛時代」。このほどドラマのクランクインを迎え、主演の比嘉愛未と、共演の満島真之介が取材に応じた。

野沢尚の同名小説が原作の同ドラマ。ある出来事から離婚してしまった元夫婦が、お互いの再婚相手を探すことを約束してしまい、未練を抱えながらもそれぞれの幸せのため奔走していく切ないラブストーリーとなっており、比嘉と満島は元夫婦役で共演する。

クランクインでは、はる(比嘉)と理一郎(満島)が結婚式を挙げるシーンを撮影。初日からウエディングドレスを着用した比嘉は「やっぱりウエディングドレスを着ると気持ちが上がりますね。長時間着るのはつらそうですけど(笑)。撮影初日という緊張感と、本当にお嫁にいくようでドキドキするような緊張感がありました。最初にハッピーなシーンから撮影ができてよかったです」と、この日の撮影を振り返った。

一方の満島は、比嘉のウエディングドレス姿を見て「キレイでしたよやっぱり!こんな目の前でウエディングドレスを見たことはまだ僕もないので、本当に緊張しました。手に汗かきまくってましたし」と、独特の緊張感を味わった様子。

意外にも恋愛モノのドラマに出演するのは2人とも初めて。満島は「やっぱり恋愛ものには向いてないんだなと思いました(笑)。キザなせりふを言えないんですよ。みんなどうやって言っているんだろう?」と、早くも弱気な発言を。

そんな満島の言葉を受けて、比嘉も「私も不向きですねえ(笑)。今まで結構カチッとしたキャリアウーマン役など、“仕事に生きてきた女性”を演じることが多かったんです。きょうは監督から厳しいお言葉も頂いて、自分の中の“鎧”を取って、強い女じゃない、等身大の28歳の女性をしっかりリアルに演じていかなきゃ、と感じました。どう演じられるのか楽しみでもあり大変でもありますけれど、この作品はきっと自分を変えるための大きなチャレンジになると思います」と抱負を口にした。

それぞれの役柄との共通点を尋ねると、比嘉は「(はるの体育会系なところは)すごく似ています(笑)!けっこう頑固だったり、負けず嫌いだったり、言われたら言い返すみたいなところが私にもあるので、共感しますね。あと『使った後のタオルはキレイにそろえて置かないとダメ』とか。『ああ、分かる!』って」とコメント。

満島は「理一郎には『一人の男』というよりも、男の誰もが持っている普遍的なものを感じるんです。男の優柔不断さとか、好きだった人に対して『オレのこと本当はずっと愛してるでしょ?』みたいな微妙な優越感とか(笑)、余裕ぶっているけど本当は余裕じゃない感じとか。理一郎の性格自体が、世の中のオーソドックスな男性を表しているような気もします」と分析し、比嘉も大いにうなずいていた。

原作者の野沢尚が描いた、2人の独特な関係性について、満島は「野沢尚さんはさすがだな、と思いました。今までの恋愛モノって、男の人がキュンとするとか『分かる!』って感じじゃなく、女の人が『キャー!』となる感じだったと思うんです。でもこのドラマは男の人たちが『理一郎、分かるよ!』『もうちょっと頑張れ!』というふうに、共感できる作品だと思います」と話す。

比嘉も「男女の描き方のバランスがいいんですよね。男女どっちにも共感していただける話だと思います」と同調していた。

取材中も息がピッタリな2人だが、「実は会ったのはきょうで2回目です(笑)」(比嘉)と意外な回答。「彼の第一印象は、なんていうんでしょうね、こんなにもオープンな人っているんだ…って。会った途端に『ハーイ!』って手を広げて、ウェルカム!という感じを全身で表してくださっていたので、私も何の気負いもなく、身構えることなくいけたというか。私たちが同じ沖縄出身ということもありますね。しかも沖縄のなかでも、本当に隣町なんですよ!どこかで会ってたかもしれない、というくらい。お互い笑い合うことが好きとか、一番大事な部分が似ているなと感じたので、すぐに打ち解けました」(比嘉)と驚きの告白。

満島も「お互いに役の上でも『なんでだろう?』っていうくらい言い合えるんですよ。これって不思議なもので、自分たちが頑張って作るものじゃないんですよ。やっぱり小さいときから同じ空気を吸っていたっていう安心感があるんですね。最初から『え?あの道知ってるの?』『あの店知ってんの?』『あの坂走ってたんだよ、オレ!』とかそういう感じなんです。素晴らしいタイミングで出会えたような気がしています」と、特別な出会いとなったことを明かした。