映画「恋する●ヴァンパイア」(●はハート)の初日舞台あいさつが、4月17日に都内で行われ、出演者の桐谷美玲、戸塚祥太(A.B.C-Z)、田辺誠一、大塚寧々、三戸なつめと、鈴木舞監督が登壇した。
同作品は、ヴァンパイアの少女と人間の青年との許されない恋を描いた胸キュンラブストーリー。桐谷は、人間に恋をしてしまうヴァンパイアの少女・キイラをキュートかつコミカルに演じている。
世界一のパン職人になる夢を持つヴァンパイアの少女・キイラは、自分がヴァンパイアであることを幼なじみで初恋の相手・哲にも秘密にしていた。
そんな中、キイラが12歳の時に両親を亡くし、親戚一家に引き取られることに。そして8年後、キイラ(桐谷)が働くパン店に、偶然、哲(戸塚)が訪れ、2人は再会を果たす…といったストーリー。
桐谷は「とにかく世界観がかわいらしい! 絵本から取り出したようなかわいらしさがあって、こんなかわいい映画に出ちゃっていいのかなと思った(笑)」と明かした。
また、役について「キイラちゃんは、真っすぐで一人の人を思い続けられるピュアさがあって憧れます。それだけ強く思っていられる人と出会えるってうらやましいなと思いながら演じていました」と告白。
一方、さえない青年の哲を演じた戸塚は「自分自身にも頼りない部分もありますし、大人らしくない行動をとってしまうこともあるので、そういうところはシンクロしていたかなと思います」とコメントして笑いを誘った。
そんな中、鈴木監督が「ミュージカルのシーンは、天候の関係で撮影できないかもしれなかったのですが、どうしてもかわいいキイラちゃんと哲くんが踊っているのを見せたいと思って、強引に強行しました」と裏話を披露。
すると桐谷が、「そうだったんですか!? 私、ダンスがすごく苦手なので、『なんでこのミュージカルのシーンあるんだろ?』って、ずっと思ってたんですけど…」と苦笑いする一幕も。
最後に桐谷は「この映画は、スタッフ、キャスト一丸となって愛を込めて作った作品です。キイラちゃんが哲くんを思うように、ずーっと、ずーっと皆さんにも愛されていく作品になればいいなと思っています」とアピールした。
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