爆発事故に巻き込まれ記憶を失った証券会社サラリーマン・家路久(木村拓哉)が、過去の記憶や家族の在り方について探っていく「アイムホーム」(毎週木曜夜9時よりテレビ朝日系)。そんな久の元妻・香(水野美紀)の娘・野沢すばる役を演じる山口まゆに、第1話の裏話や4月30日(木)に放送される第3話の見どころなどについて語ってもらった。
――主人公の久が間違えて、離婚した香やすばるが住む家を訪ね、料理の準備やすばるのブラジャーなどの洗濯物を畳んでいるシーンがありましたが、現場ではどのような雰囲気でしたか?
この日がクランクインだったので、本当にとっても緊張して現場ではガチガチでした。準備のためにメークルームに入ったときに、水野美紀さんが私に「おっはよ~ん」って明るくあいさつしてくださって、そこで一気に緊張がほぐれました!下着にアイロンをかけるシーンは、リアルに恥ずかしかったです(笑)。そのあと、すばるが下着を取り上げるときの久に対するせりふの言い方が「怖い」って木村さんに言われました(笑)。そんな楽しいクランクインになりました!
――通勤に向かう途中のバス停で久と会い、車内では香との仲を案じる久に悪態をつくシーンがありましたが、実際の現場ではどのような雰囲気でしたか?
バスの中では、スタッフの方々や撮影の機材でぎゅうぎゅう詰めでした。ロケだったんですが、外での撮影とは違った緊張感がありました。
――友人を助けるため、ガラの悪い男に連れて行かれたすばるを久が助けるために、すばるの思い出を熱く叫ぶシーンは印象的でしたね。
完全に木村さんの演技に引き込まれました。いつもは、まだ頑張って演技をしているんですが、このシーンでは無意識に自然と「お父さん!」という言葉が出てきました。それくらい、木村さんの演技が素晴らしかったんです。
――久から過去に言われた「友達だけは大事にしろ」という言葉は覚えているとすばるが明かす場面がありましたが、どのような心構えで演技をされましたか?
久の記憶を一つ取り戻すという大事なシーンだったので、監督の七高(剛)監督から表情についてアドバイスをいただきました!「一つ一つの表情を大切にね」と。このドラマを見てくださっている方々に、今すばるはこんなことを感じているんだなと伝えられるように、これからもこのアドバイスを胸に頑張ります。
――第3話で香にある出来事が起きたのをきっかけにすばるが久を見直すシーンは、どのような撮影でしたか?
台本に無い演技を木村さんがプラスしたんですが、どこの場面かは楽しみにしてください!第3話を撮られた田村(直己)監督と初めてご一緒させていただきました。とても分かりやすく演技の指導をしてくださって、内心ホッとしました。とってもステキなシーンです!楽しみにしていてください。
――木村拓哉さんの演技を見て勉強になったことや父親役としての魅力を感じるところなど、印象に残っていることは何ですか?
勉強になったことは、ほとんど全てです!私が1人でいると「すばる~」と近くに来て話し掛けてくださいます。私も緊張がほぐれて、撮影をするときに、木村さんが本当のお父さんに見えます。その時に「あっ!緊張をほぐすために関係性を作ってくださったんだな~!」と思いました。そういうところもとってもすてきなんですが、さらにとーーっても優しくて現場に行くことが楽しいです!
――物語が中盤に差し掛かりますが、今後のストーリーの見どころなどを教えてください。
きっとこれからどんどん謎の10本の鍵がなくなっていきますよね!その一つ一つのストーリーがとっても楽しみです。ぜひ、あの謎の鍵から明かされる久の過去をこれからも楽しみにしてください。
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