シーナ&ロケッツの鮎川誠が妻・シーナとの最期を語る

2015/05/03 09:00 配信

バラエティー

「熱中世代 大人のランキング」に出演する進藤晶子、鮎川誠、鴻上尚史(左から)(C)BS朝日

5月10日(日)に放送される「熱中世代 大人のランキング」(BS朝日)に、シーナ&ロケッツの鮎川誠が出演することが分かった。

67歳になった今も現役のロック・ギタリストの鮎川は、少年時代に聴いた洋楽のレコードで音楽に目覚め、「ザ・ビートルズ」に衝撃を受けたという。

そして、ことし2月にがんで亡くなった、妻であり、音楽でも最高のパートナーだったシーナへの愛を赤裸々に語る。

'68年に鮎川は九州大学への入学と同時にバンド活動を開始。大学在学中の'70年に結成したロックバンド「サンハウス」の音楽は、次第に全国に知れ渡るようになり、'75年にメジャーデビューを果たす。

サンハウスで演奏していた鮎川の追っ掛けだったというシーナは、鮎川と結婚し、当初は普通の主婦だったが、'78年に上京後に結成した「シーナ&ロケッツ」でボーカルとなる。

シーナ&ロケッツは、'14年9月に東京の日比谷野外音楽堂で結成35周年の記念ライブを行うが、そのライブの前に、シーナは末期のがんと診断されていた。

鮎川は、シーナがなぜがんの治療を行わずにライブを選んだのか、その理由や当時の思いを明かす。

シーナの入院中、病室では二人が作ってきた音楽を流し、シーナは『ROKKET RIDE』を聴きながら「いい曲だね」と言い、「YOU MAY DREAM」を聴きながら息を引き取ったという。

番組では、映画「ジャージの二人」で息子役を演じた堺雅人が感じた鮎川の魅力を語る他、「カルチャーランキング」では、徳川家康の没後400年を記念して江戸東京博物館で開催されている「大関ヶ原展」に注目し、おすすめの展示品ベスト5をランキングで紹介する。