山崎賢人が明かす「まれ」の裏側。癒やしの存在とは?

2015/05/07 15:43 配信

ドラマ

山崎賢人が「まれ」の撮影の裏側を披露!

パティシエに憧れるヒロイン津村希(土屋太鳳)の成長を描く、連続テレビ小説「まれ」(NHK総合ほか)が現在放送中。希の同級生・紺谷圭太を演じる山崎賢人は、祖父の影響で輪島塗職人を志す役どころ。そんな山崎に、ドラマの裏側と今後の展開について語ってもらった。

――輪島塗職人を目指す役ですが、どのような役作りをされたのでしょうか?

「圭太が輪島塗のキリコを修理するシーンでは、本当の漆職人さんから技術を教わりました。自分自身、手先は割と器用な方。とはいえ緊張しながら塗っていたら、職人さんから、『筋がいいね』と結構褒められてうれしかったですね。重ねて色を塗っていくのってすごく集中力がいるし、知れば知るほど奥深い作業で。やればやるほど、圭太の輪島塗への愛や、熱くなる気持ちが分かってきました。自分自身も今、俳優として目の前にあるものを一つ一つ、丁寧に一生懸命にやってるので、夢に真っすぐな圭太に共感できます」

――劇中、希が作ったおいしそうなスイーツが登場するのも見どころですが。

「甘いもの、好きですよ。第2週の『告白シュークリーム』では、カットがかかってからも食べちゃったくらい。4個は食べたかな。劇中に登場するスイーツは、みんな本番OKが出ても、『おいしい!』って食べてますね。甘いものを食べるシーンがおなじみなので、しょっぱいお煎餅を差し入れしたら意外と好評で。しょっぱいものを食べると、不思議とまた甘いものが食べたくなるんですよね(笑)」

――現場では、共演者の方とはどんなお話をしているんですか?

「寒い日の能登ロケでは、撮影の合間に太鳳ちゃんとキャッチボールをして体を温めました。輪島高校の同級生役はみんな仲良しです。また、劇中に出てくるイヌとネコが本当にかわいくて、僕も太鳳ちゃんもずっとかまってて、癒やされています」

――和やかな現場なんですね。物語では、希と圭太が次第に惹かれあっていきますが。

「夢に向かって一歩踏み出した2人は、同じようなことに悩んでいるから、分かり合える。言い合いになるのも互いのことを思うからこそ。圭太は恋愛のことになると、ぎこちなくて全然うまくいかないんですよね(笑)。2人がどうなっていくのか気になるし、幸せになってほしいと願うばかりです。個人的には希みたいな"地道にコツコツ"がモットーの堅実派な女のコって素晴らしいなって思います。自分もお芝居に対して、コツコツ努力を重ねて、力にしていきたいと思っています」

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