松山ケンイチで「ど根性ガエル」が初の実写化！

日本テレビ系で、松山ケンイチが主演を務める'15年7月スタートの土曜連続ドラマ「ど根性ガエル」の放送が決定した。

本作は、'70年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった吉沢やすみのコメディー漫画。主人公のひろしと彼のシャツに張り付いた“平面ガエル”のピョン吉、彼らを取り巻く人々が織りなす日常を描く。'72年にはアニメ化もされている人気作だ。

おっちょこちょいな中学生のひろしは、公園でカエルの上に転び、カエルをつぶしてしまう。しかしそのカエルはひろしのシャツに張り付いて不思議と日本語をしゃべり、人間以上に人間らしい感情を持つ“平面ガエル”として復活。ピョン吉と名前が付いたカエルとひろしは、時には助け合い、時には大げんかをしながら暮らしていく。

今回ドラマでは、'15年を舞台に、ドラマとしての新設定とオリジナルストーリーで物語が展開。

ピョン吉と出合い16年、30歳になったひろし(松山)は、これまではピョン吉と一緒に“ど根性”で人生を乗り切ってきたものの、現在はダメ男になっていた。しかしピョン吉のある異変をきっかけに、人生をやり直すことを決意する。

原作の人気キャラクターももちろん登場。29歳になったひろしの永遠のマドンナ・京子ちゃん、独立して「宝寿司」の店主になった梅さん、警察官になった五郎、パン工場の若社長になったガキ大将のゴリライモ、ひろしが通っていた中学校の先生・ヨシコ先生、町田先生、ひろしの母に加え、オリジナルキャラクターらが物語を盛り上げる。

松山は「どんな撮影になるか想像つかないので楽しみです。ピョン吉はひろしにとって大事な相棒だけど、ずっと一緒だとそれが普通になっていく恐ろしさがあります。きっとひろしもその長い間のどこかに一緒にいられることの奇跡を置いてきてしまっていると思います。僕はこの作品で根性というものともう一度向き合いたいと思います」と意気込みを語った。

脚本を担当する岡田惠和は「まさかのドラマ化。ワクワクしながら書いてます。熱くてバカだけど、笑って泣いて、力が沸いてくるようなドラマを目指したいと思います」とコメントした。