5月10日、東京・有明コロシアムにて「第2回AKB48グループドラフト会議」が開催され、新チームのNGT48を含む、AKB48グループ13チームが参加した。会議の結果、ドラフト候補生47名のうち24名が指名を受けた。
47名のドラフト候補生は、まず全員で「会いたかった」「Partyが始まるよ」の2曲を披露し、そのあと3グループに分かれて「賛成カワイイ!」「カモネギックス」「メロンジュース」でそれぞれのパフォーマンスを見せた。
候補生の中でも、身長129センチの小学6年生・今村麻莉愛に注目が集まり、パフォーマンスをメンバーの近くで披露していると、AKB48チームAの島崎遥香が「かわい過ぎて食べたくなっちゃった!」と、今村を抱きしめる一幕も。
パフォーマンス後のドラフト1巡目では、15歳の中学3年生・樋渡結依がAKB48チームA、NMB48チームN、NMB48チームB2の3チームから指名を受け、交渉権獲得のくじ引き抽選に。すると、前大会でもクジを引き当てたAKB48チームA・島崎が再び“ゴッドハンド”ぶりを見せ、AKB48チームAが見事に交渉権を獲得した。
また、第1期生オーディション中のNGT48からはキャプテンの北原里英、柏木由紀が参加。“即戦力”をテーマに、バイトAKBの経験のある1巡目・西潟茉莉奈、2巡目・荻野由佳を重複なく指名して交渉権を獲得し、北原が思わず感極まってしまう場面もあった。
HKT48チームは、チームK4が身長129センチで小柄の小学6年生・今村を、チームH・指原莉乃がバラエティー能力を感じたという15歳の高校1年生・村川緋杏(読み方:びびあん)という個性的なメンバーを指名。指原は村川について「緋杏ちゃんは本番が始まる前の会議では(指名候補に)名前が挙がってなかったんですが、パフォーマンスを見て『意外にあれじゃない?』ってなった。昔いた(中西)智代梨や谷(真理佳)に感じたものが」と、バラエティー向きだとコメントした。
ドラフト会議後、自身もオーディションを7回受けたという総監督の高橋みなみは「目の前で頑張っている姿を見ていて、全員指名したい気持ちは山々だったんですけど、やはり一緒に頑張っていくメンバーを自分たちが指名するという責任を持たなければいけないと思いました。各チームとも、チームカラーに合う子を選ぼうという責任感が強かったと思います。ドラフト候補生は合宿を積んで仲間意識も強いようだったので、今回選ばれた子は、選ばれなかった子の分も頑張ってほしいです。これからどんどん伸びていくと思うので、受け持ったチームが責任を持って一生懸命育てていかなければいけないと思いますし、皆も一生懸命努力していって欲しいです」とエールを送った。
ドラフトで指名を受けた24名は今後、指名された各チームとの交渉・調整を経て、チームの研究生としての加入が決まる。
【ドラフト会議結果】
●AKB48チームA
1巡目:樋渡結依(埼玉県・15歳)
●AKB48チームK
1巡目:野村奈央(愛知県・15歳)
2巡目:久保怜音(神奈川県・11歳)
●AKB48チームB
1巡目:高橋希良(東京都・14歳)
2巡目:西川怜(東京都・11歳)
3巡目:山邊歩夢(千葉県・13歳)
●AKB48チーム4
1巡目:千葉恵里(神奈川県・11歳)
●SKE48チームS
1巡目:上村亜柚香(愛知県・11歳)
2巡目:一色嶺奈(神奈川県・13歳)
●SKE48チームK2
1巡目:水野愛理(愛知県・12歳)
2巡目:白井琴望(愛知県・12歳)
●SKE48チームE
1巡目:菅原茉椰(宮城県・15歳)
●NMB48チームN
1巡目:本郷柚巴(大阪府・12歳)
2巡目:西仲七海(大阪府・11歳)
●NMB48チームM
1巡目:柴田優衣(神奈川県・17歳)
2巡目:堀詩音(北海道・18歳)
●NMB48チームB2
1巡目:村中有基(奈良県・18歳)
2巡目:安田桃寧(大阪府・13歳)
3巡目:安藤愛璃菜(愛知県・11歳)
●HKT48チームH
1巡目:松岡はな(千葉県・15歳)
2巡目:村川緋杏(福岡県・15歳)
●HKT48チームK4
1巡目:今村麻莉愛(群馬県・11歳)
●NGT48
1巡目:西潟茉莉奈(東京都・19歳)
2巡目:荻野由佳(埼玉県・16歳)