15代目豆助に密着! 出演者&スタッフがメロメロに

2015/06/04 00:10 配信

バラエティー

「和風総本家」に出演中の番組看板犬・15代目豆助(C)テレビ大阪

テレビ東京/テレビ大阪系ほかで放送中の人気バラエティー番組「和風総本家」の看板犬・豆助の15代目が、ことし4月からお披露目され話題になっている。

本番組は、'08年4月より放送が開始し「日本っていいな。」をコンセプトに、日本文化を支える職人たちにスポットを当て、クイズ形式で日本が誇る技術を紹介する情報バラエティー。レギュラー解答者の萬田久子東貴博と共に、毎回3人のゲストがトークしながら難問に挑んでいる。

「世界で見つけたMade in Japan」「日本という名の惑星」「日本を支えるスゴイ機械」「下町密着24時」などの人気企画と並んで、視聴者から愛されているのが柴犬の赤ちゃん・豆助だ。

豆助の姿は番組の随所で見ることができるが、一番の出番は「季節の小鉢」のコーナー。古き良き日本家屋の台所から、ふわっと漂うおいしそうな香りを嗅ぎつけた豆助が、長い廊下をトコトコと走り、食卓にやってくる。「今日の小鉢はなあに?」と言いたげに小首をかしげると、季節の食材を使った小鉢が紹介される。

アニメ「サザエさん」(フジテレビ系)のフネ役で有名な番組ナレーター・麻生美代子が、このコーナーではおばあちゃん役で登場し、豆助がすり寄っていく。豆助の愛くるしい一挙手一投足に、愛犬家、柴犬ファンならずとも顔がほころんでしまう。

15代目豆助がこの「季節の小鉢」のシーンを撮影する日に密着取材を行った。

現場にいる出演者・スタッフは、ディレクターとカメラマンは初代から担当するなど、歴代の豆助の収録に携わっており、終始和やかな雰囲気が漂っている。

唯一の“新人”豆助が昼寝をしている間にスタッフに話を聞いた。

“実は猫派”の浅川政樹ディレクターは、15代目豆助について「いつも豆助を決めるときに意識しているのは、先代から代わったことがはっきり分かることと、万人に愛される愛嬌(あいきょう)があること。14代目の子はすらっとした“美系”でしたよね。対して今回は手足が短くて、丸っとした体で。今までの豆助の中で一番小さいので、ちょこんとした佇まいが気に入っています」とメロメロの様子。

かつてテレビ東京「TVチャンピオン子犬しつけ王選手権」を連覇したドッグトレーナーの遠藤和博さんは、15代目豆助の性格について「人間の主観になっちゃいますけど」と前置きをした上で「刺激とか音には動じないけど、臆病なところがありますかね。そうかと思うと我が強いところもあります。優秀な子ですよ!」と太鼓判。

豆助が昼寝から覚めるとスタッフ同士で「豆、起きたみたいです」と声を掛け合い、撮影再開。長い廊下を走るシーンでは、カメラマンが「なんだこの子! 歩き方が今までで一番かわいいかも!」と絶賛。

言葉を理解したのか、うれしくなった豆助はカメラマンの元へ何度も駆け寄ってしまい“NG”連発。カメラマンは「もー! かわいいやつだなあ!!」と腰砕けになっていた。和気あいあいとした雰囲気の中、無事「季節の小鉢」のシーンの収録を終えた。

15代目豆助が初登場となった4月9日放送の「季節の小鉢」のコーナーでは、15代目を初めて見た萬田と東が、愛らしい歩き方に「何これ!? ぽちゃぽちゃしてる! こんなの見たことない!!」「すっごいかわいい!!」と大興奮。小鉢そっちのけで「かわいい!!」を連呼し、増田和也アナから「ただいま小鉢をご紹介しています。小鉢のコーナーです」とたしなめられる一幕も。

“史上最小&史上一番かわいい歩き方”の15代目豆助は約半年の出演予定で、ことし秋頃まで放送で見ることができる。

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