銃を持った兵士が東出昌大を包囲!「花燃ゆ」第23回

2015/06/04 06:00 配信

ドラマ

京都で薩摩と会津による政変が起きる。久坂は現場に駆け付けるが兵士に取り囲まれてしまう(C)NHK

井上真央主演の大河ドラマ「花燃ゆ」(NHK総合ほか)。6月7日(日)の放送では、東出昌大演じる長州志士・久坂玄瑞が銃を持った兵士に取り囲まれてしまう絶体絶命のピンチに陥る。

花燃ゆ」は、吉田松陰の妹・文(井上)の生涯と、松陰が育てた長州志士たちの戦いを描く青春群像劇だ。

前回5月31日の放送では、文の夫・久坂玄瑞が主導した外国船砲撃の報復を受けて、下関が壊滅状態に。責任と、あらためて外国の脅威を感じた久坂は、奇兵隊を結成した高杉晋作(高良健吾)らとは袂を分かち、一人京都へ向かった。

今回描かれる“八月十八日の政変”は、黒船襲来による開国から10年弱が経過した文久3(1863)年に起きたクーデター。朝廷に働き掛け、攘夷を目指していた長州藩が、薩摩藩と会津藩によって京都から追放された事件である。

久坂は、天皇に攘夷の命令を出してもらうよう、京都で極秘裏に動いていた。芸妓の辰路(鈴木杏)の協力で有力な公家を味方につけた久坂は、ついに天皇が攘夷のために行幸を行うという約束を取り付ける。

しかし、喜びもつかの間、御門の警備に当たっていた長州藩士たちが、突然、薩摩と会津の兵士によって締め出される。急いで現場に向かった久坂たちは、天皇に弁明させてほしいと訴えるが、銃を突き付けられてしまう。

一方、萩で久坂の計画が頓挫したことを知った文は、久坂のそばにいたいという気持ちを募らせる。やがて、久坂が京都から落ち延びてくると、文は久坂の元へ。しかし、そこで久坂は、文にある告白をする。

攘夷を志すも、ことごとく失敗に終わる久坂の姿は、「僕の至誠は伝わらん!」と嘆いた義兄・松陰の姿に重なる。そばで支えたいと願い続ける文の前でも素直になれない男は、いったいどんな告白をするのか。

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