ジャニーズJr.真田佑馬、世界初舞台化作品で初主演

2015/06/05 14:24 配信

芸能一般

舞台『TABU タブー~シーラッハ「禁忌」より~』に出演する橋爪功、大空祐飛

ジャニーズJr.の真田佑馬が、6月5日(金)から始まる舞台『TABU タブー~シーラッハ「禁忌」より~』で主演を務める。公演に先駆け囲み取材会が行われ、真田の他、橋爪功大空祐飛が出席した。

今回が舞台初主演となる真田は「緊張はしてます。先輩方に甘えに甘えて…大丈夫です。出演が決まってすごくうれしかったですが、その分プレッシャーもすごいですけど、一生懸命役をちゃんと演じなきゃなと」と意気込みを語った。

そんな真田に何かアドバイスしたかの問いに橋爪は「いや何もしてません!」とあっさり。

すかさず「いやいやめちゃくちゃしてくれたじゃないですか! 絶対言うと思いましたよ」と軽妙なやりとりを見せた二人。

「初めてこんなにいろいろアドバイスをしてくれる方…あっ、でもそういうと語弊がありますが…」と慌てる一幕も。

真田との共演に橋爪は「お世話してます(笑)。楽しい。感性がすごく若くて…22歳ですよ。俺の五分の一くらいですよ」と“橋爪ワールド”で盛り上げた。

自身の役について真田は「難しい役で、先輩にも相談したり、自分の中でも葛藤したり、いろいろ考えたりしながら試行錯誤して臨みます。結構短髪になって髪の毛も染めて…ドイツ人に日本人がなってやろうと」と告白。だがすかさず橋爪から「やめろよ~」とツッコミが。

真田は台本について「片仮名が多いんです。片仮名と裁判用語が多いのでそういう意味では、見に来ていただくお客さんもちょっと勉強してもらえれば面白さが理解できるんじゃないかなと思います」とアピール。

そこに再び橋爪から「こいつ若いくせに片仮名一番弱いんですよ」と暴露され、真田は「ばれた(笑)。片仮名にされると、逆に英語だったりすると分かるんですが…いやそこはあんまり広げられると、さらっと終わってほしかったんですよ」と冷や汗をかきながら囲み取材が終了した。

本作は、'13年にドイツで出版され、'15年1月には日本で翻訳書「禁忌」が発行された、フェルディナント・フォン・シーラッハの最新長編小説「TABU」の舞台化作品。

シーラッハは、現役の刑事事件弁護士であり、数々の事件で得られた経験と鋭い観察眼で人間を深く描くことで知られており、世界中から注目を集めるベストセラー作家だ。

【あらすじ】ドイツ名家の御曹司で人並み外れた色彩に関する共感覚を持ち、写真家として大成功を収めたゼバスティアンは、ある日、若い女性を誘拐したとして緊急逮捕されてしまう。捜査官に強要され、殺害を自供してしまったゼバスティアンを弁護するため、敏腕弁護士ビーグラーが法廷に立つ。果たして、彼は有罪か無罪か…。

真田佑馬('92年11月21日生まれ東京都出身):'04年にジャニーズJr.の一員となり、同年、ドラマ「四谷くんと大塚くん」('04年TBS系)で主演を務める。コンサートなどの音楽活動の他、ドラマ「1リットルの涙」('05年フジテレビ系)などにも次々と出演。

'11年「HOT SHOW」で映画初主演を果たす。舞台は、'05年ミュージカル「Endless SHOCK」で初舞台。また、'11~'14年にはバラエティー「笑っていいとも!」(フジテレビ系)の16代目いいとも青年隊としても活躍。