井上真央主演の大河ドラマ「花燃ゆ」(NHK総合ほか)に、いよいよ新選組が登場する。
吉田松陰の妹・文(井上)を主人公に幕末の動乱を生き抜く家族の絆と、長州志士たちの生きざまを描く同作。
前回6月7日の放送では、文の夫・久坂玄瑞(東出昌大)が不貞を告白。事実を受け止められない文は、久坂の手を振りほどき、涙ながらにその場を立ち去った。
6月14日(日)の放送では、久坂は義兄・小田村伊之助(大沢たかお)に次男・久米次郎を養子に迎えたいと申し入れると、再び京都へ。文は、夫が死を覚悟して跡継ぎを求めたと思い、動揺するが、伊之助の言葉で次第に母になる決意を固めていく。
一方、藩の中枢にいる高杉晋作(高良健吾)は、会津・薩摩との開戦を訴える来島又兵衛(山下真司)の説得に当たっていた。だが、やみくもに戦いを求める来島を見て、高杉は藩のためには違う方法が必要だと感じる。ひそかに京都に上り、久坂と再会を果たした高杉だが、そこに新選組が現れる。
松下村塾の仲間と袂を分かち、京都で孤独な戦いを続けてきた久坂と、藩の中枢にいながら思うようにならないもどかしさを抱える高杉。互いに反発し続けてきた二人が手を取り合う姿は、松陰亡き後を描く「花燃ゆ」第2部のハイライトの一つとなりそうだ。
また、幕末モノといえば必ずといっていいほど注目されるのが新選組。今回登場する沖田総司は、'14年に連続テレビ小説「花子とアン」(NHK総合ほか)で、ヒロインである花子の兄・吉太郎役を務めた賀来賢人が演じている。
新選組一の天才剣士と久坂・高杉の対峙(たいじ)はどんな結末を迎えるのか。
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