「花燃ゆ」大奥編! 田中麗奈は井上真央にデレデレ?

2015/06/11 16:18 配信

ドラマ

「花燃ゆ」“大奥編”の会見に登壇した美和役の井上真央(中央)、銀姫役の田中麗奈(左)、都美姫役の松坂慶子(右)

7月12日(日)放送から第3部“大奥編”に突入する大河ドラマ「花燃ゆ」(NHK総合ほか)。放送に先駆けて会見が行われ、主演の井上真央、銀姫役の田中麗奈、都美姫役の松坂慶子が登壇した。

花燃ゆ」は吉田松陰の妹・文(井上)を主人公に、幕末の動乱や長州志士たちの攘夷・倒幕への戦いを描く。“大奥編”では、文は美和と名を変え、長州藩の政治の実態を自分の目で見極めるため、奥御殿で働き始める。

会見に出席した井上は「実は、私は大河のオファーを頂いた時から、この第3部、奥御殿の話をとても楽しみにしていました」と明かし、「それまでは待つことしかできなかった美和が、いろんな思いを抱えて自ら奥御殿にやってきて。今まで見ることのなかった世界を見て、女性としてもすごく成長していく」と理由を語った。

また、“大奥編”から加わる田中は「私が演じる銀姫は、いつも美和に厳しい言葉を投げ掛けるんですが、家族の愛情を受けて育った美和のぬくもりのようなものに触れて、銀姫自身もどんどん変わっていきます。銀姫は炎のように刺激的な人で、いろいろ挑戦できる役だと思います」と語った。

ただし、本番が終わると様子が違うようで、井上によれば「麗奈さんは、“こんなに褒めてくれる人(他に)いないんじゃないか”というくらい、いっつも褒めてくれてエールをくれるんですよ(笑)」とのこと。

田中も「“井上さん、かわいらしいなぁ”と思って、いつも独り言のように“かわいい、かわいい”って言ってしまうんです。お芝居していても、一生懸命訴えてくる姿がいとおしくて、時々集中が違うところにいっていることもあるくらい」と本当にデレデレな様子を見せていた。

一方、松坂について井上は、「映画『綱引いちゃった』('12年)で共演した時には親子の役をやらせていただいて。その時は、二人ともジャージー姿でお酒を飲んで笑い合うような仲でした。だから、こうしてかつらを着けて(奥御殿の)皆さんの先頭に立っているところを見ると不思議な感じがします」と語った。

藩主の正室役として、奥御殿のトップに君臨するという役どころの松坂。こちらも井上に夢中なようで「真央ちゃんはかわいらしいので、つい優しくせりふを言ってしまうんですが、そのたびに演出の方から“もっと厳しく”と言われます(笑)」と苦労を明かした。

会見は終始和やかな雰囲気で進んだが、劇中で美和は奥御殿の厳しさに直面していく。井上は、「たくさんの悲しみを乗り越えて奥御殿にたどりつく美和ですが、そこでも新たな試練があります。それをどう乗り越えていくか、みなさんに見ていただきたいです」とアピールした。

井上は、6月12日(金)の「あさイチ」“プレミアムトーク”のコーナーにも出演する。

関連番組