6月18日(木)の放送で最終回を迎える「アイムホーム」(テレビ朝日系)。爆発事故で5年間の記憶を失った主人公・家路久を演じる木村拓哉が、6月14日(日)クランクアップした。
この日は、自身の過去についてある重大な事実を思い出すという最終回の重要シーンの一つを撮影。ワンシーン、ワンカットを納得いくまで演じきった木村は、演出を担当する七高剛の「OK!」の声を聞くと、安心したような笑みを浮かべ、スタッフからの大きな拍手には充実の表情を見せた。
そんな中、花束を抱えた妻・恵役の上戸彩と息子・良雄役の高橋來がサプライズで登場。「びっくりした! え、なんで?」と驚きながらも花束を受け取る木村に上戸は「大成功でした! 木村さんに会えてうれしかったです!」と満足の様子。
このサプライズに木村は「実はちょっと危なかった…」と涙が出そうになってしまったことを告白。そんな木村の姿を見た上戸は「終わっちゃって寂しいね…」と胸の内を明かした。
一足早くクランクアップをしていた上戸は「木村さんと來くんと3カ月間家族になれてうれしかったです!とっても大切な作品になりました!! ありがとうございました!」と感謝の言葉を。
自らを“転入生”と称し、テレビ朝日の連続ドラマ初主演を務めた木村は「この作品ですごくいいキャスト、スタッフの皆さんとめぐり会えました。撮影は結構ハードで撮っても撮っても終わらなくて…(笑)。『いつ終わるのかな』と思ったこともありましたが、こうやって終わってしまうものなんですね」と3カ月間の撮影を感慨深げに振り返りながらも、「また、ここに帰ってこられるようにしたいです。そのときは『ただいま』と言いたいと思います!」と力強く語った。
さらに「スタッフの皆さんはまだ編集等が残っていると思います。最後までよろしくお願いします!」と最後の撮影を終えた。
【最終回6月18日(木)放送のあらすじ】
「私には久さんが仮面に見える。あなたの本当の顔が分からない」と恵(上戸)から思いもよらない告白をされ、衝撃を受ける家路久(木村)。そんな久の元を本城(田中圭)が訪ねてくる。
本城から、恵と再会した経緯やそのころの恵の様子などを聞いた久は、結婚以来、恵ときちんと向き合ってこなかったことを痛感する。
そんな中、久は手元にある鍵束の中にトランクルームの鍵が残っていることに気付く。トランクルームを訪れた久は、トレジャーランドの“お宝ボックス”と、良雄と2人で撮った写真が置かれているのを見つける。トレジャーランドには行っていないはずだと疑問に思う久の脳裏に、ある衝撃的な事実がよみがえる。全てを思い出した久は、恵に真実を告白し、これ以上は一緒にいられないと一人静かにマンションを出て行く。
一方、葵インペリアル証券の損失隠しに関する記憶も取り戻した久。持っていたデータを社長・上王子悟史(沢村一樹)に渡すよう小机(西田敏行)に迫られる久。果たして久が思い出した衝撃の過去とは何だったのか? そして、離れてしまった家族は元に戻ることができるのか? 恵と良雄の仮面は外れるのか?
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