7月9日(木)にスタートする武井咲主演ドラマ「エイジハラスメント」(テレビ朝日系)の主題歌に、武井の後輩に当たる新人・花岡なつみが起用されたことが分かった。
花岡は、昨年8月にオスカープロモーション主催で行われた「第14回全日本国民的美少女コンテスト」で、8万1031人の中から“音楽部門賞”を受賞した同事務所期待のニューフェース。
広島出身でことし3月に高校を卒業して上京したばかりの18歳で、地元の名門スクールで歌手を目指して14歳からボーカルレッスンを積んできた実力派だ。そのフレッシュなルックスと相反するかのような確かな歌唱力と、低音のふくよかで大人っぽい声が最大の魅力となっている。
ちなみにドラマで主演を務める武井も、かつて同コンテストで“モデル部門賞”と“マルチメディア賞”を受賞しており、花岡にとっては直属の先輩との“初共演”となる。
偉大な先輩のドラマに華を添える、8月12日(水)発売の花岡のデビューシングル「夏の罪」は、このドラマの主題歌のために鬼束ちひろが書き下ろした楽曲。鬼束自身、他人への初めての楽曲提供として早くも注目が集まっている。
しかも、この曲を花岡が歌うことになったのは、花岡は以前から自分の好きな曲として鬼束の名曲「月光」を挙げていたことからという縁も。
前述「全日本国民的美少女コンテスト」でも花岡が「月光」を歌唱し、それが関係者の目に留まり、鬼束初の楽曲提供作品を歌うことにつながったという。
花岡に楽曲提供した鬼束は「なっちゃんの5曲入りのデモを聞いた時、『月光』も歌ってくれていたけど、松任谷由実さんの『卒業写真』が私の胸にグサッとなり、ここまでの経緯に至ります(笑)。平成にはなかなか、というかたぶんこういう歌える子は出てこないと思う“ゆめいよ”」と、独特の言葉回しで称賛した。
新人アーティストとしては異例の連ドラ主題歌抜てきに、花岡は「私の歌を聞いてくださった方々が何か感じていただけたらうれしいなって思います。たくさんの人に花岡なつみを知っていただきたいです。私らしく精いっぱい頑張っていきたいと思います」と、フレッシュながら力強くアピールした。
一方、主演を務める武井は「初めて聞いた時、きれいの中に独特な力強さを感じられる歌声、耳に残るメロディーでとてもインパクトのある曲でした。今の時代に鋭く突き刺していくドラマに追い風を吹かせてくれる気がしています。気持ちいい1曲です!!」と、印象を明かした。
“反逆のヒロイン”武井が、美しい後輩の歌声に乗って、爽やかにハラスメントに立ち向かう。
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