「誇らしい気持ちです」武井咲がテレ朝総務部に配属?

2015/06/23 06:00 配信

ドラマ

「エイジハラスメント」(テレビ朝日系)で主役を務める武井咲が総務部社員体験!(C)テレビ朝日

7月9日(木)スタートのドラマ「エイジハラスメント」(テレビ朝日系)で、主演の武井咲がテレビ朝日の総務部で一日OL体験を敢行した。実際に業務中の総務部フロア内で、“総てに務める”と言われる総務部のさまざまな仕事内容をこなした。

【1】「とりあえず総務」

『とりあえず総務』とは、社内で起きている困り事なら何でも受け付ける専用の電話窓口。問題が発生したがどこに相談したらいいか分からない社員が、助けを求めて電話を掛けてくる。電話に出た人は、その内容によって適切な相談先を伝えたり、総務部内で対処したり、臨機応変に判断する必要がある。

最初の業務に就いた武井は、着信音の大きさにちょっと驚いたり、電話相手の部署名をうまく聞き取れなかったり、初めてのことだらけでやや緊張気味の滑り出し。でも、「廊下の電球が切れた」という肝心の相談内容はしっかり把握し、電球交換に向かう。

【2】電球交換

電球切れの現場に到着した武井は、廊下天井の電球交換に挑戦。役衣装の制服はタイトスカートでヒールもはいていたため、スタッフは脚立上での作業を心配する。しかし武井は、「大丈夫です。この前も家の電球を変えたばかりなので」と笑顔を見せながらスムースに作業完了させた。

【3】会議室使用状況調査

会議室が予約通りに使用されているかを抜き打ちチェックする業務では、「総務は他の業務を邪魔してはならない」という鉄則に従い、ドアを開けずに中の様子を確認するという“高等技術”に挑戦。ドアの隙間や曇りガラスを通して中の様子をうかがうなど、実際に総務部員がしている方法を試みる。

武井は「分からない」「難しい」を連発し、さらに廊下に人影を認めた室内の人物が、何かあったかと扉を開けるというハプニングが発生。武井はとっさに「会議室の使用状況を調査中です。失礼しました」と礼儀正しく応対し、立派に総務部員として振る舞う。むしろ扉を開けた人がいきなり人気女優・武井が目の前にいてどれだけ驚いたか…。

【4】社内通路の巡回

社内の通路は安全を期すため、一定の幅を確保しなければならない。巡回中、廊下に放置されている荷物を見つけた武井は、メジャーを使って空き幅を計測。安全基準を満たしていなかったため、近くの部署を訪ね「廊下に荷物を置いていらっしゃる方?」と、優しく持ち主を探す。

名乗り出た社員に対し、武井は荷物の整理移動を丁寧に依頼。社内安全のためにあえて“嫌われ役”にならなければならない、総務ならではの心苦しさを味わいながらも、相手が不快な思いをしないよう、移動してくれたことへの感謝の気持ちを示すなど細やかな気配りを見せた。

こうした社内巡回は、省エネルギーおよび健康増進のためのキャンペーン「2アップ、3ダウン運動」(2階分の上り、3階分の下りにはエレベーターを使わない)にのっとり、エレベーターを使わずに階段で移動。総務部員は全社員の模範でなければならないという心得を実践した。

【5】会議のお茶出し

実際に社外の客との打ち合わせが行われている会議室へのお茶出しを実践。5人分のお茶を乗せたトレーをぐらつくことなく片手で持ち、会議の進行を邪魔することなくスマートに給仕した。

【6】就業アナウンスの原稿読み

最後の業務は、午後6時の就業時刻を知らせる社内アナウンス。通常はテレビ朝日マスコットキャラクター「ゴーちゃん。」による音源が流されるところ、この日は武井が生声で“ノー残業デー”の社員に早めの帰宅を促した。

直前にアナウンス原稿に目を通した武井は、総務部員が今まで気に留めてこなかったアクセントやイントネーションを細かく確認。「さすが女優さん」と総務部員を感心させる一幕も。

放送までのカウントダウンが始まると「緊張する!」と言いながらも、表情を引き締めてマイクの前に座わった武井は、落ち着いた口調で完璧なアナウンスを披露。最後には主演ドラマ「エイジハラスメント」への応援もしっかりお願いし、総務部入門を笑顔で完走した。

武井の誠実な働きぶりに、「明日からも毎日来ていただきたいくらいです!」と総務部全員から温かな拍手が送られた。

総務体験を終え、武井は「短い時間でしたがレクチャーと体験を通して、そこまでしているのかという想像もしていなかった幅広いお仕事を知ることができました。目立たないけれども心のこもったお仕事がみんなの役に立っていることが分かって、私まで誇らしい気持ちです」と満足げに振り返った。

続けて、武井は「今回の体験で総務部の方がいらっしゃらないと会社は成り立たないということが実感できました。派手な仕事ではないかもしれませんが、当たり前に会社で快適に過ごせる環境を作ってくれているのは総務部。日本人らしい奥ゆかしさと気の使い方は、とてもカッコいいと素直に思いました!」と総務部の魅力を語った。

武井の“総務女子”っぷりが見られる「エイジハラスメント」。これを見れば本物の総務部社員にも希望の笑みがあふれるのでは?