7月5日に放送された佐藤健主演ドラマ「天皇の料理番」(TBS系)が、自己最高となる平均視聴率16.8%を記録したことが分かった。(以下も含め数字は全てビデオリサーチ調べ、関東地区)
次週7月12日(日)の最終回スペシャルの数字次第で、4月クールNo.1視聴率ドラマの座を木村拓哉「アイムホーム」(テレビ朝日系)から奪取できるかが決まる。
7月5日の「天皇の料理番」は、大震災を乗り越え、篤蔵(佐藤)らは苦しい生活ながらもたくましく暮らしていた。俊子(黒木華)も体調が悪いながらも、助産師の仕事に追われながら家事もおろそかにせず、昼夜を問わず働く。
年も明け、大膳も落ち着きを取り戻してきたある日、篤蔵の前にフランスで絵画修業に励んでいるはずの新太郎(桐谷健太)が姿を現す。新太郎は震災で思い出の写真や絵を失った人のために、新しく絵を描くことで商売にならないかと画策していた。
そんな中、大正天皇が崩御し、昭和という新時代が幕を開ける。篤蔵も新陛下のために励んでいたが、そんなある日、俊子が倒れてしまう。医師の診断は「心不全」で、治すためには絶対安静を余儀なくされる。
俊子は篤蔵に迷惑を掛けられないと、強い気持ちで家事をこなそうと踏ん張るが、徐々に衰弱していき、やがて亡くなってしまう。
尊敬する兄に続き最愛なる妻を亡くした篤蔵はぼうぜん自失で、何も手につかない。しかし、子供たちが母親の“遺志”をしっかり受け継ぎ、料理に裁縫に、おちゃめな姿で父親を勇気づける。篤蔵は気持ちを新たに、“天皇の料理番”として調理場へと戻っていった。
次週いよいよラストエピソード。木村主演の「アイムホーム」は全話平均で14.8%の数字を記録しているが、第11話終了時点で約14.5%と猛追する「天皇の料理番」。
木村を超え、数字の面で今クールNo.1ドラマになれるのか、佐藤の華麗なる包丁さばきの結末は?
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