橋爪功、“最強弁当”に「酒粕は嫌いなんだよなぁ」

2015/07/10 05:00 配信

ドラマ

「最強のふたり~京都府警 特別捜査班~」に出演する和田正人、橋爪功、名取裕子、酒井美紀(写真左から)(C)テレビ朝日

7月16日(木)からスタートするドラマ「最強のふたり~京都府警 特別捜査班~」(テレビ朝日系)の記者会見が京都・梅むらで行われ、橋爪功名取裕子和田正人酒井美紀が出席した。

同ドラマは、嘱託刑事・東雲尋八(橋爪)と、バリバリの新人女班長・朝子(名取)が、年齢を逆手に取って縦横無尽に突き進む爽快なミステリー。 

東雲は、長年の捜査活動で培った多くの情報源“東雲ネットワーク”を活用した“脇道捜査”を、女班長・朝子は署内の味方を自在に使った“王道捜査”を展開。そんな真逆の捜査手法を駆使する2人が反発しあいながらも強力タッグを組み、事件の真相に迫る。

取材会が開催されたのは、かつて伊藤博文公の常宿であったことで知られ、数々の映画人にも愛されてきた料亭「京料理 梅むら」。これから夏本番の撮影に挑む出演者たちのために、梅むら特製の“最強弁当”が用意された。

気になる中身は、口取りには、橋爪演じる東雲尋八にちなんだ「東雲(サーモン)酒粕漬け」や、名取の名を冠した「名取茗荷(正式には酢取り茗荷)」など、まさに“最強”の組み合わせ。

そしてメーンの合肴は、「和牛の最強(西京)焼き」。このほか、生命力が強い魚として知られる鱧を湯引きにした「鱧落とし」のお造りや、鱧を炊き込んだ「鱧ごはん」など、多彩なラインナップが登場。これら京料理の粋を集めた弁当を味わった4人からは「おいしい!!」と感動の声が上がった。

さらに“最強弁当”のほかに、名取お手製の「大原のしそジュース」も振る舞われた。このしそジュースはもともと東映京都撮影所のスタッフの奥さんから作り方を教わったもので、名取は夏になると、しそジュースと炭酸水を1対1で割って愛飲しているとのこと。

今回は、その名取イチオシの飲み方にして、共演の3人に加え、取材陣にも差し入れ! 忙しい撮影の合間をぬって大量に京都・大原産のしそを煮出して手作りした名取は「私、夏はこれで乗り切っているの! シャキッとするでしょ!」と力説。

橋爪と名取は役柄そのままに丁々発止のやりとりを繰り広げ、会場を盛り上げた。

最強弁当のメニューを見て「酒粕は嫌いなんだよなぁ…」などと橋爪が愚痴ると、すかさず名取が「“東雲”を食べてやる!」と“東雲(サーモン)の酒粕漬け”をパクリ。「食えないオジサンかと思ったら、おいしいお魚でした(笑)」とやりこめるなど、2人の息はピッタリ。

橋爪は「名取さんは、やりやすい女優さん! 2人でしゃべっているとケンカしていると思われて、他の役者さんがビビるんですよ!」と明かすと、名取も「橋爪さんはくせ者。悔しいけれど、芝居もうまいし、憎らしいオジサン。この毒気が癖になる」と言い返し、最強コンビっぷりをアピールした。

また、名取演じる朝子が率いる特別捜査班こと夏木班の刑事・良太役の和田正人は「ゆとり世代の刑事役なのですが、僕自身は大ベテランに囲まれて、ゆとりがありません! この夏は、名取さんの差し入れに甘えて暑さを乗り切ります」と、京都の暑い夏の撮影に臨む決意を表明。

同じく夏木班の刑事・美緒役の酒井美紀は「刑事役は初めてなのですが、橋爪さん、名取さんのやりとりが絶妙で、いつも笑いをこらえるのが大変です!」と語り、キャストのチームワークをアピールした。