綾瀬はるか主演「精霊の守り人」追加出演に藤原竜也ら

2015/07/13 13:59 配信

ドラマ

会見に登壇した(左から)木村文乃、小林颯、綾瀬はるか、藤原竜也、高島礼子

'16年3月から3年間、全22回にわたって放送される放送90年大河ファンタジー「精霊の守り人」(NHK総合)の追加出演者が発表された。

精霊の守り人」は、上橋菜穂子の人気シリーズを原作にしたファンタジー大作。シーズン1('16年3月から全4回放送)では、主人公の女用心棒・バルサ(綾瀬はるか)が、水の精霊の卵を宿した新ヨゴ国の王子・チャグムを暗殺者の手から守る第1作「精霊の守り人」(新潮社)の内容が描かれる。

今回の会見には、綾瀬の他、オーディションを勝ち抜き、王子・チャグム役をつかんだ子役の小林颯、チャグムの母でバルサにチャグムを連れて逃げるよう依頼する二ノ妃役の木村文乃、当代一の呪術師・トロガイ役の高島礼子、チャグムの命を狙う帝(みかど)役の藤原竜也の4人が登壇した。

さらに、バルサの幼なじみでトロガイの弟子・タンダ役を東出昌大、バルサの育ての親・ジグロを吉川晃司、帝を補佐する聖導師役を平幹二朗、天体の動きを読み、政治に反映させる星読博士・シュガを林遣都、シュガの兄弟子・ガカイを吹越満、暗殺部隊のリーダー・モンを神尾佑、暗殺者の一人でバルサと死闘を繰り広げるジンを松田悟志、回想シーンに登場する少女期のバルサを清原果耶が演じることが決まった。

綾瀬は「原作同様、子供から大人までわくわくできる作品にしたいです」とあいさつ。3年間という長丁場については「長いなとは思います。人と距離をおいて生きてきたバルサが、チャグムと出会って、だんだん変わっていく人間ドラマの部分もしっかり描いて、3年間駆け抜けたいです」と抱負を語った。

すでにクランクイン済みの本作。演じてみての感想を聞かれた藤原は「自分は帝なので、自分は演劇の大先輩でもある81歳の(聖導師役)平幹二朗さんを従えて演技するんですが、『どう考えても成立しないよな』と思いながら演じました」と撮影時のエピソードを披露した。

また、綾瀬と初めて対面した時の感想を聞かれた小林は「すごくきれいで優しくて、撮影中は面白いです」とコメント。「特に、くしゃみがかわいいです」と付け足し、綾瀬を赤面させていた。

全編4Kカメラで撮影される本作。セットへも力が入っているようで、木村は「とにかく豪華で、それぞれの部署の方の熱量を感じる作りです。監督に『映像で見たらまた違う見え方になっています』とおっしゃっていて、私も見るのが楽しみです」と語った。

一方、まだセットで撮影をしていない高島は「スタッフの皆さんがセットをすごく自慢されていて気になっていたんです。先日、スタジオに行く機会があったので見られるかなと思っていたんですが、緊張感のあるシーンを撮影されているとのことで遠慮しておきました」と明かした。