柳ゆり菜が告白「橋爪さんにいじめられてます(笑)」

2015/07/23 12:00 配信

ドラマ

「最強のふたり~京都府警 特別捜査班~」で徳間葵を演じる柳ゆり菜

柳ゆり菜の好きなタイプは「どこか放っておけない人」より続く】

――東雲尋八役の橋爪功さんの印象は最初のころと今とでは変わりましたか?

実際にお会いする前は、すごく物静かな方なのかなと思っていたんですけど、いざごあいさつをさせていただくと「おう! よろしくな!」のような感じで気さくな方で、いつも笑ってお話されますし、スタッフさんの名前も絶対に覚えているんです。すぐにフレンドリーにあだ名で呼びますし。楽しい会話のキャッチボールをされているので、最初のイメージとは違って私もすごく話し掛けやすいです。現場を和ませてくれますし、ピリッとさせてくださいますし、一緒にいていろいろな感情になるというのは勉強になります。そういう意味では以前思っていた印象と大分違いました。

――ちなみに柳さんはどんなあだ名を付けられましたか?

私は葵ちゃんです(笑)。役の名前で呼ばれることが多いですね。あとは結構、橋爪さんに「おまえ~! しっかりしろよ~」ってチョップされたり、「こら葵っ!」ってしかってもらったり、そういう楽しい感じでいじめられてます(笑)。

――楽しそうですね(笑)

楽しいですよ!「お前もう(撮影)終わりなのか?」って橋爪さんに言われて、「はい! 終わりです。またよろしくお願いします」って返したら「おう、気を付けてな!」って言ってもらうとか(笑)。言葉とは裏腹にすごく優しいんです。現場ではいつも楽しくやらせていただいています。

――愛されていますね(笑)。今回は木曜ミステリー枠ですが、これまでこの枠は見たことありますか?

私自身、刑事モノには疎いこともあって毎週見ることはありませんでしたが、「科捜研の女」のように私でも知っている作品がたくさんありますよね! 毎週欠かさず見たことはなくても、1話完結で見られて楽しめるのがすごいなあという印象です。

――7月期は「ある日、アヒルバス」(NHK BSプレミアム)も掛け持ちですし、10月ドラマも決まっているとのことですが、今後は役者業に力を入れていくんでしょうか?

そうですね。グラビアでデビューさせていただいたんですけど、今はグラビアよりも役者の仕事の方が多くやらせていただいています。私自身、芸能界に入ったのも女優の仕事をやりたいという気持ちで入ったので。どれか一つに絞るというのではなく、今後はいろいろな活動をしたいのですが、やはり一番熱を入れていきたいのは役者業ですね。

――では、「最強のふたり」というタイトルにちなんで、この人最強だなって思った人がいれば教えてください。

最強と言われると誰ですかね…。私がすごいなと思ったのは橋爪さんと名取裕子さんのお二人。それから泉ピン子さんもすごいなと思いましたし、この方々は「最強」という言葉が似合うなと思いました(笑)。でも、皆さんに限らず芸能界って最強な方ばかりじゃないですか?堤真一さんもすごい方ですし…どうしよう、最強が絞れません(笑)。

――名取さんとはあまり絡みがないのかなと思いますが、名取さんの印象はいかがですか?

テレビのままのすてきな方です。名取さんと橋爪さんの掛け合いが役そのままでとても楽しいんですよ! 名取さんが「あなた(橋爪)何を言われてもどうせイヤなんでしょ!」とか橋爪さんに言って、橋爪さんがたじたじになる感じが面白いんです(笑)。私と二人の時には見られない橋爪さんの顔が、名取さんがいることによって見られる。名取さんもすごく気さくに話し掛けてくださいますし、いらっしゃると現場がとても明るくなりますね。カメラが回っていない時でも、「最強のふたり」の世界観ができていて面白いなあって思いました。

――これから夏真っ盛りになりますが、夏の思い出で印象に残っていることと、この夏挑戦したいことはありますか?

夏の思い出でいえば、大阪の天神祭で以前お財布を無くしたんですよ。仲良くなった友達と一緒に行った時で、すごく楽しみにして行ったのに…。その時は、最初にキュウリの一本漬けを食べようと思って、お金を出そうとしたら財布が無かった。リュックを背負っていたので、スラれたのか、落としたのかは分からないんですけど。それからみんなお祭りどころじゃなくなって、私の財布捜索が始まり、しまいには泣いちゃって(笑)。でも、逆にそれで絆が深まったというか、みんな汗だくになって捜し回ってくれたので、とても苦い夏の思い出というか、青春の思い出です。そんな天神祭ですが、ことし初めて私がそのテレビ中継に出させていただくことになりました。苦い思いをした分、感慨深いです。テレビの前で浴衣を着て、いつも見ていたあの夏を代表するイベントに出られるので、うれしい気持ちでいっぱいです。

――では、最後に第2話の見どころを教えてください!

第2話は、竜雷太さんが演じる山県というシェアハウスの住人のお話です。その人がインターネットの出会い系サイトの詐欺に巻き込まれるというストーリー。私も事件本筋に関わるわけではないんですけど、山県さんが関わっているからそれを解決するために奮闘するんです。それが朝子(名取)さんたちが追っている刑事事件にもつながる。それはすごく面白いですよ。若い人も理解しやすい、身近に感じるインターネットの詐欺ですから。第2話は私の登場シーンも多いので、若い人にも見やすいんじゃないかなと思っています。私の視点を通して若い人の視点で描かれるので、とても見やすい話になっていると思います。ぜひ肩肘張らずに楽しんでご覧ください。よろしくお願いします!